皆の状況 〜IN NIPPON〜
「流転の國 〜突如として世界を統べる大魔術師になった主人公と、忠実で最強な配下達の物語〜」のスピンオフ「IN NIPPON」では、皆はこの状況をどのように捉えているのか?
正直、作者もよく分かってないし、色々と補足もしたいと思います(つまりは覚え書き)。
まずはこの短編の主人公とも言える純。
皆が顕現したオフィスは、純が流転の國に異世界転移する前に働いていた場所によく似ています。
そして彼が一番大切にしている真綾がどこにいるのか?早々にそれを突き止めることが出来ました。この状況下でも、二人は恋人設定です。
2番目。山吹秋里ことミノリはこの世界でも相変わらず社長(ご主人様)に恋をしていますが、早々に影沢麗ことシャドーレの登場で、早々に心は揺れ動きます。
3番目。日本人とオーストラリア人のハーフ設定(だけど外見は限りなく欧米系)の瑠璃もまた、社長に恋をしています。絶世の美女なのは変わらず。49歳なのも変わらず。こんな御局様だったらオフィスは平和なのではないだろうか。因みに、流転の國に戻る鍵となるのはルーリだとマヤリィは考えています。
4番目。日本人とフィンランド人のクォーター設定の影沢麗。彼女が登場したこともあり、この先は当然のように「流転の國 〜突如として世界を統べる大魔術師になった主人公と、忠実で最強な配下達の物語〜」と同じ展開が待ち受けています。
5番目6番目7番目。
黒磯寧々、白浜舞、小野嵐樹。彼等は「流転の國 〜突如として世界を統べる大魔術師になった主人公と、忠実で最強な配下達の物語〜」と同程度の頻度でしか登場しません。でも、自分達が流転の國から別の世界に異世界転移し、元々は魔術師だった、という認識は持っているようです。
最後に。社長こと真綾様。居場所が玉座の間から社長室になっただけで、あまり変わりはありませんが、現在この状況を正確に把握し、流転の國にいた頃の皆の名前やその他諸々を記憶しているのはマヤリィだけです。しかし、状況が分かっているだけで流転の國に戻る方法は分からない。
逆顕現したその日に純と再会した真綾は、たぶんその日にやることやってます。なのに、今度は瑠璃に自分と流転の國で愛し合っていたことを思い出させようとする。相変わらず平等に(?)二人を愛するマヤリィ様です。
代表作である「流転の國 〜突如として世界を統べる大魔術師になった主人公と、忠実で最強な配下達の物語〜」の、ある意味パラレルワールドだった『闇堕ち編』に比べると今作品は超短編です。
早々に真綾と再会する純。早々に麗に惹かれる秋里。
全ては一刻も早く現代日本から脱出する為に(主に純と真綾が)奮闘する物語です。
流転の國ネームは皆カタカナなので、日本名にしてみたらどうなるんだろう…と、面白がって皆の元の名前に忠実な日本名をつけた結果がこれです。
謎多きスピンオフ。超短編(予定)。
必ずや完結させますので、よろしければこの先もお付き合い下さいませ。