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精霊の騎士  作者: ゆずはらしの
設定&用語説明
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おまけの用語説明(人名・騎士サイド)

作中、出せなかった人もいましたが、設定はこんな感じでした。ちなみに、これは世界を形作る上で作った、初期設定に近いものです。

ダートやサラ、ルカスの設定は、これの後、小説書き始める時に作りました。グレイはこのころから気の毒な人でした。

藍牙あいがのフロリアン

 氷の精霊と契約していた騎士。氷霧のキアンと並び称されたが、彼が戦死した後、精神のバランスを崩し、狂気に陥った。彼を子どもの頃から育て、騎士になってからも面倒を見ていた緑のセインがとどめをさした。セインはそれ以来、人と付き合う事を避けるようになった。


アンナ・フィオリーナ

 クリスとマリアの母。先代氷炎樹侯爵。十二の時に上二人の異父兄に母を暗殺され、爵位を継ぐも傀儡にされる。精霊の騎士となった同父の兄アルティスを後見役とする為、十四の歳に王都に直訴しに行く。その旅の間に知り合った傭兵ローランと後に結婚。領地の運営はうまくなく、結局分家に領地のほとんどを奪われた。花の乙女の素養を持つが、訓練を受ける事ができず、通常の薬師に留まる。ローランが行方不明になってからは、二人の子どもと共に静かな暮らしを続けた。分家の襲撃により命を落とす。


黄金のエレオノーラ

 ミスルティア建国時代の精霊の騎士。女性。王家の姫君であったと伝えられる。狂気に侵され、仲間の騎士から粛清された。女性の精霊の騎士には他に、月光のセルウィリア、蒼炎のステラがいる。


火刃かじんのアルティス

 アルティス・グラナトゥーロ。五十二歳。氷炎樹家出身の精霊の騎士。位階は十三位。肉体年齢は二十歳で止まっている。銀の髪に紫の瞳という、氷炎樹そのものの姿をしている。フィオリーナのすぐ上の兄。上の兄二人とは父親が違っており、妹の誕生以来、何かにつけ命を狙われていた。フィオリーナの立場を磐石のものにする為、精霊の騎士となる。しかし契約した精霊が強力に過ぎたため、情緒が不安定になった。クリスにとっては伯父にあたる。


狂気のアーディン

 アーディン・レイ。百二十五歳になる第四位の精霊の騎士。断絶した青薔薇家の最後の一人。肉体年齢は十九歳で止まっている。豪奢な金髪に青の瞳の青年。凄絶な美貌と共に、我が道は気の向くままに、障害物はぶち破るな性格で、その傍若無人っぷりは他の追随を許さない。気に入らなければ依頼主から仲間の騎士まで手にかけるので、周囲の者は常に戦々恐々としている。が、唯一、子どもの頃から育ててもらった恩人である、緑のセインに頭が上がらない。輝妃と契約しており、「そろそろ危ない」と言われ続けている彼が正気に留まっている背景には、セインの存在が大きい。


クリステア・グラナトゥーロ

 十六歳。肉体年齢は十五歳で止まっているが、見かけはもう少し幼く見える。精霊の騎士にして氷炎樹候公子、ムルトゥサ子爵。位階は三十七位で最下位。王の判断で俗世の地位を持ったまま騎士となった。精霊が全く表に現れず、属性も種別も分からない上、「外れ」の契約者、さらに王から口出しをされた事で、神官たちの神経を逆撫でしまくった。保守的な一派からは、事故に見せかけた暗殺を何度か試みられている。


月光のセルウィリア

 建国時代の女性の精霊の騎士。氷炎樹家出身。エレオノーラと同じく、粛清される。しかし氷炎樹家に伝わる彼女の死には、不審な点が多い。


グレイ

 七十七歳になる精霊の騎士。平民出身。肉体年齢は二十五歳で止まっている。位階は十七位。灰色の髪に薄青の瞳、褐色の肌をした、荒削りな風貌の青年。変身能力に長けるが、他にはこれといった能力がなく、二つ名も持っていない。しかし新人の頃に人格者であったラルフに面倒を見てもらった事と言い、契約した精霊の一体が「花」とは言え「位持ち」である所と言い、妙な所で運が良い。アーディンに気に入られ、下手をすれば即死の悪ふざけの数々を仕掛けられるも、何とかかいくぐって生き延びている。この点でも強運と言えるだろう。本人には異論があるかもしれないが。


黒鎖こくさのエイモス

 エイモス・ダン。二百五十歳になる、氷炎樹家出身の精霊の騎士。位階は十二位。肉体年齢は二十五だが、長く生きた貫禄の為か、もっと上に見える。黒髪に灰色の目。フィオリーナの後見役を務め、彼女が死亡した後は、クリスの後見役をしている。実直で頼りがいのある騎士として知られ、騎士たちの間では「親父どの」と呼ばれている。現在生き残っている精霊の騎士の中では四番目に長く生きている。


香姫こうき

 グレイと契約している花の貴妖。位持ち。クリスの精霊の威嚇により、姿を現せなくなった。


閃光のラルフ

 ラルフ・ヴィンセント。八十二歳。肉体年齢は二十五歳で止まっている。緑鷹家出身の精霊の騎士。位階は三位。暗い金髪に金色の瞳。誠実な人物として知られるが、奥底で屈折やら挫折やらを溜め込んでいる。しかし実の父から「死んでも惜しくないから」と言われ、父親違いの姉を悲惨な結婚から救う事を条件にして精霊と契約させられた経緯を考えれば、屈折しない方がどうかしている。貴族としての名はラウル・ビセンテだが、あえて平民の発音でラルフ・ヴィンセントと名乗るのは、庶子であった彼なりの意地。貴族としての名を棄てる事で、父親や親族との決別の証とした。


白のエスト

 エスト・ディース。五十二歳。肉体年齢は二十二歳で止まっている。緑鷹家出身の精霊の騎士。位階は七位。四体の精霊と契約した稀な騎士でもある。白髪に青い目の、線の細い感のある青年。ラルフを兄のように慕っており、クリスに対してやや懐疑的。


蒼炎のステラ

 建国時代の女性の精霊の騎士。平民出身。エレオノーラ、セルウィリアと並び称された。二人が粛清された後、行方不明になる。杖の院の研究者の間では、狂気に陥る前に暗殺されたとの見方が強い。


破空はくう

 白輝破空王。ラルフと契約している雷の貴妖。色付き。実力は輝妃に準ずる。人間と契約するのはラルフで二人目。最初の契約者は女性であり、狂った彼女が死ぬまで共にいた。


氷霧ひょうむのキアン

 氷の精霊と契約していた騎士。将魔との戦いで限界を超えた力を使い、死亡。緑のセインの教え子だった。


マリア・エレナ

 氷炎樹家では伝説と化している女性。当主であったが夫と夫の一族に幽閉され、実権を奪われた。しかし逃げ出して軍を整え、これを指揮して己が権利を取り戻した。


マリア・ヴィオレッタ

 氷炎樹候の双子の公女。何事もなければそのままムルトゥサ子爵を継ぎ、次代侯爵になるはずだった。マリアの名は祖先のマリア・エレナから。ヴィオレッタの名は、フィオリーナにローランが初めて渡した花がヴィオレッタだった事から。


緑のセイン

 三百歳になる精霊の騎士。三番目に長く生きている。位階は五位。肉体年齢は二十七歳のはずだが、こうまで長く生きていると、年齢不詳の印象の方が強い。断絶した黄虎家出身。剣の院が現在の形になる前、現役の騎士の元に候補者が弟子入りし、訓練を受ける形が取られていたが、セインは多くの有能な騎士を育てた。彼の育て方を参考にして、現在の訓練所ができたと言っても過言ではない。しかし育てた騎士が次々と狂死してゆくのに疲れ果て、隠遁に近い暮らしを選んだ。現在は人と関わる事を避け、眠りについている。ここまで長く生きた騎士は狂いやすくもなる為、院の上層部も彼にしか手におえない事態になるまでは、放置する方針を取っている。最後に育てた弟子は、「狂気のアーディン」。彼が真実狂った時には、セインがとどめをさす事になっている。


ランディ

 グレイが昔指導した、新人の精霊の騎士。囮の任務中に奇襲を受けて戦死。自分の判断ミスだとグレイは、長く己を責めた。


ローラン

 フィオリーナの夫、クリスとマリアの父。傭兵として彼女に雇われ、その後夫になった。多くの暗殺者から彼女を守った。彼女を支えて内乱を乗り切るも、その後領地の視察に出かけた折に行方不明になる。護衛の遺体はみつかったが、彼の遺体は最後まで見つからなかった。フィオリーナはそれを根拠とし、再婚を促す分家の者たちからの圧力を撥ね退け続けた。


クリスの性別に関しては、一応、途中でヒントを色々入れていました。男性読者は途中で気がついたようですが、女性読者はどうも、別の方向への期待? の為か、最後まで気がつかなかった人が多かったようです。謝った方が良いのでしょうか(*_*;。最初から、クリスに関してはこういう設定でした。

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