第2話 美少女というものを目撃する
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さて、みんな前お話し覚えてるかな?・・・流石に覚えてるよね・・・そう転校生が入ってくるかなってところだったんだけど、興味はないけど気にはなるんだよね。
ガラガラ
「失礼します」
とても綺麗な声だった。どこかのコンサートホールで歌手の美声を聞いているような・・・・
「では、転校生くん自己紹介をしたまえ緊張することはない」
「はい、では・・・初めまして、柏崎涼音と申します。こんな中途半端な時期に転校することになってしまいましたが、どうかよろしくお願いします」
「「「「「「「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」」」」」」」」」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「あーそういえば朝ニュースになってたな」
「おい、爽侍お前まじでいってんのか?」
なんか知んないけど周りの人が「まじかお前」的な目で見てくる。いやそんな目で見られても確かにニュースで見た名前と同じだけれども・・・
「えっと・・柏崎さんはあの柏崎さんなんですか」
急に他の生徒たちが質問をし始めた。
「なんでここにいるんですか」
「活動休止ってほんとですか?」
「まじで・・・本物?」
「スリーサイズ教えてください」・・・・・・etc
いやいやまじですごいな、ほんとに有名な人なんだな。でもなんでそんな有名な人がこんな田舎の高校に・・・・
ていうか最後に質問したやつそんなこと聞いてどうすんだよ‼︎
「おいおいお前ら少しは大人しく自己紹介聞けんのか」
「だって先生本物だったらすごいニュースですよ」
「そうですよーーーーー」
「あのー」
「だいたい先生は知ってたんですか?」
「すいません」
「ちょっとあんたは黙ってて」
「・・・・っえ」
「どうなんですか先生」
「そんなこと言われてもなー」
なんかすごいことになってきたな、すっごい騒いでるけどいいのかあんたらその有名人のことほったらかしにしてるけど・・・・
「・・・・・・あのーーーーーーーーーーー」
「さっきからなんなのy・・・・・」
「ちょっと私自己紹介の途中なんですけど・・・・」
「「「「「「「「「「・・・・・・・っあ」」」」」」」」」」
「では失礼して、柏崎涼音と申します。皆さんご存知の通りつい最近まで芸能活動をしていました。今は一時休業という形で小さい頃に住んでいたこのまちに戻ってきました。どうかよろしくお願いします」
どうやら本物のようだな俺もあまり詳しくはないがこんなに騒ぎになるってことは相当な有名人なんだろうちょっと帰ったら調べてみようかなー、
コツコツ・・・
ん?なんか知んないけどその有名人さんがこっちにすっごい笑顔で近づいてくんだけど・・・・
「お久しぶりです、爽侍さん」
「あっ、はいどうも」
「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」
いきなり久しぶりとか言われちゃったんだけどどうして?
「・・・・・・・は?」
【あとがき】
さー続いてどんどん参りましょう