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なんか美少女が転校してきて、チラチラ見てくるんだが  作者: 黒の底力
第一章 運命の再会
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第12話 同棲・・何それ美味しいの?

と言うわけで、同級生が家に住むことになっちゃいました。どうしてこうなった・・・こんな漫画みたいな展開誰が予想できただろうか。ただでさえ、幼馴染だったり昔のこととか色々問題があったのに・・・


「ちょっと爽侍、荷物運ぶの手伝ってちょうだーい」


「わかった今いくー」


引越し作業手伝えって・・・まーいいんだけどね


「でも、父さんの部屋を模様替えするだけでしょ?」


「そんなこと言ったっておじさんのへやに女の子を住まわせるわけにはいかないでしょ?」


「まー確かに」


「こんなところかしらね、あと細かいものは買い物に行ってきて頂戴」


「・・・え?俺が?」


「そうよ、あんたと涼音ちゃんで行ってきて」


「いやいや、男と二人で歩いてたら変な噂がたっちまうじゃねーか」


「確かにそうねー」


「あのー、私はそのほうがいいんですけど・・・」


「そう言うわけにもいかねだろ?」


「うーん」


「じゃあ、私がいく‼︎お兄ちゃんとの買い物久しぶりだし3人で行けば問題ないよね」


「そうね、それならいいんじゃないかしら」


「わかったよ、準備したら出発するか。電車で行くからな」


「わかったー」「わかりました」


成り行きで行くことになったけどなんだかんだ買い物に行くこともないから、たまにはいいかもな。あと必要なものってなんだ?家が燃えたってことは着替えとかもないのか。帰りは結構大荷物になりそうだな。


「準備できたよー」「もう大丈夫です」


「ん、そうかじゃあ、出発だな」


はー、憂鬱だ一人ならいいけど歩きながら女子とのお喋りなんてようできん。ふたりに喋っててもらって俺はどんどん先に行くかな。


「あ、ちょうど電車来るみたいだな・・・おい二人とも次くるやつに乗るぞ」


「グットタイミングだね」


二人ともかなり仲が良くなったみたいだけど・・・打ち解けるの早くね?


「休みの日だからだいぶ混んでるな」


「そうですね、次をまっても同じでしょうから思い切ってのちゃったほうがいいですね」


「よし、じゃあ乗るぞ」


「うっ、かなりの満員だな」


ガタガタッ


「きゃっ」


「お、おい大丈夫か?」


「はい、近くにいて助かりました」


びっくりしたー、電車が揺れるのはしょうがないけど・・・いきなり抱きついてきたから思わずどもっちまったじゃねーか


「大丈夫ならよかった、あれ?凛はどこだ?」


「お・に・い・ちゃん、う、後ろにいるよ。苦しい」


「おい、大丈夫か?次で降りるからあと少しがんばれ」


凛は小さいからこう言うところだともろに顔が塞がるから大変だよな。ある程度身長があってよかったよ、ちなみに俺は180ちょうどだ(178を180って嘘をついているのは内緒のはなし)


「ほら、降りるぞ」


「ぷはー、やっと空気が吸えるよ」


「はー、今日は一段と凄かったな」


「そうですね、仕事柄あまり電車はのりませんが今日はすごかったですね」


「まずはどこに行くんだ?」


「やっぱり最初はあそこだよ・・「ねー」」


うわ、息ぴったりだな


「ん?ここって・・・」


「そうです、ランジェリーショップです。なんだかんだ言って一番の日用品ですから」


まじか、こんなところに俺を連れてくるなよ。


「俺は外で待ってるからゆっくりな」


「何言ってんの、お兄ちゃんも一緒に行くんだよ」


「ふざけんな、いやに決まってんだろ」


「あの、お願いします。一緒に来てください」


なんか二人とも凄い形相で迫ってくるんだけど・・・いったいどうすればいいんだ


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第二作目を投稿中です是非読んでみてください https://ncode.syosetu.com/n1303hf/
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