無自覚に親友を誘惑して襲われた奴隷少女の話
「……ハルって俺の奴隷だよな」
「えっ?」
僕の親友はいきなりそんな事を言った。
「まぁ……一応そうだね」
そう、確かに僕は親友であるコウの奴隷だ。でもそんな扱いを受けたことはない。僕が奴隷になる前から僕たちは親友だから。
僕たちは元々日本にいた。けど色々あってこの世界に来てしまった。コウは特別な力を得て冒険者になったが、なんの力も持たない僕は奴隷になってしまった。でもコウはそんな僕を見つけてくれた。性別すら変わった僕を。そう、僕はこの世界に来たときに女の子になってしまったのだ。そして性奴隷として売られていた僕をコウは買ってくれた。だから一応僕はコウの性奴隷なのである。
しかしそんな事を確認してどうしたんだろう?
コウが自分のベッドからこっちのベッドへやってくる。ベッドで横になっていた僕は自然とコウを見上げた。
すると突然コウは僕に覆いかぶさってきた。柔らかいベッドが跳ねる。
「え、ど、どうしたのコウ!?」
目の前にあるコウの顔。い、息が荒い。
「奴隷だからこういうことしても問題ないんだよな?」
一瞬意味が分からなかった。でも僕はすぐにその意味に気づく。
「!? お、落ち着いてよコウ!僕は男だよ!」
「今は女の子だ」
そう言って僕の長い髪に触れる。
「い、いきなりそんなこと言われても困るよ!」
「いきなりじゃない……」
「えっ」
「毎日、毎日誘惑してきやがって。薄着で家の中歩き回って、気安く触れてきて、風呂上りに下着でうろついて。もう誘ってるよな!?」
「だ、だって僕たち男同士だし……」
「今は女だって言ってんだろうが!!」
そう言って頭を掻きむしるコウ。
「毎朝笑顔でいってきますを言って、帰ってきたらおかえりなさい。飯は美味い、掃除は完璧、しかも可愛い! 惚れんなっていう方が無理だろうが!」
どうやら僕は親友に惚れられたみたいです。
「つ、次から気をつけるね!」
やばい、冗談抜きにやばい。このままでは孕まされて、子供産まされて、幸せにされてしまう。
逃げようとするが両腕はガッチリと押さえられている。
「次なんてない」
「あるよ! 生きてれば次なんていくらでも――」
言い終わる前に口を口で塞がれる。
つまりキスだ。マイファーストキスが……。しかもディープ。
「んっ……んぅ」
乱暴に口の中を貪られる。舌が歯茎を這いずり回る。舌と舌が絡まる。
永遠にも感じる時間の後、唇と唇が離れる。
「はぁ……はぁ……」
お互いに息が荒い。僕は必死に空気を取り込んだ。
もう抵抗する気は失せていて、諦めはついていた。
だから僕が言えることは一つ。
「や、優しくしてね……」
このあとメチャクチャ激しくされた。
最後まで読んでくださりありがとうございます。よかったら感想、評価、ブックマークをお願いします。




