第1話ワード補足
・本
→彼(彼女)の持ち物。新たな世界へ行くたびに違う色の本が1冊増える(現在7冊目)。その世界での出来事を対象のモノローグ形式で記録する機能がある。この世界での題名は“汚染と退廃の世界”。普段は執筆中の1冊のみが彼(彼女)の周りを浮いているが、過去の本も呼び出し可能。青白く光っている時は誰かに“観測”されている、らしい。
・“泡”
→黒い泡。彼(彼女)曰く黒いシャボン玉。近くかにいた生物を追尾し至近距離で破裂する性質がある。この“泡”が破裂した際に発生する液体に触れると汚染されて死に至るか、突然変異を起こし後述の“汚染物”か稀に“汚染者”となる。
・汚染物
→前述の泡に触れた生物が変異した菅田。大半は思考能力を失っており、破壊衝動を持った化け物となる。脳を破壊することで活動を停止させることが出来るが、その場合はその体から新たな“泡”が発生する。その為、汚染物の処理には後述の“汚染者”が必要となる。
類似ワード:“ゾンビ”、“アンデッド”
・汚染者
→汚染物にはならず、元の生物の形を残した者たち。定期的に“泡”を摂取しなければ死んでしまう。だが、逆にその特性故に“汚染物”の処理には必要不可欠な存在である。その生物が本来持ちえない特殊な性質を獲得することがある。
・アレシア・M=ヒュールメニア
→今回のモノローグ対象者名。17の生娘。“汚染者”であり、“桶屋潰し”という二つ名を付けられている。かつてはお城に住んでいた。
・パイルバンカー
→杭打ち機。火薬を炸裂させて杭を打つ。4・5番目の世界での知識を総動員して作られたロマン兵器。普通に打てば1発で腕がお釈迦になる。とっつき。
・アルガーム
→“町”の近くにある町。絹の生産が盛ん。詳細なし。
・酒場の娘
→金髪青眼の美しい娘。気前のいい子ではあるが、説明するのが下手っぴ。最期は汚染物となって死亡。詳細なし。
・職員
→関所の職員。人が少ないことをいい事に予算の着服等をしている。詳細なし。
・バギー
→四輪バギー。彼(彼女)が作った。詳細なし。