全一は、帝王の質問に答える
「なーんてね、前話が最終回だったらハッピーエンドじゃないじゃん?タグ詐欺になっちまうよ。という訳で起きろ」
つか…ッ!?……ここは?俺は…死んだはずじゃ「そう言うよくあるのはもういいから」
「ぜ…全一…様」
「今話は出血大サービスだ。全ての質問に答えてやろう。さぁ、何から聞きたい?」
「俺は…死んだんですか?」
「あぁ、勿論だ。はい次は?」
「…どうしたらアイツに勝てますか?」
「勝てない、諦めろ。次」
「…どうしたら国民を、イブとケシャナを守れますか?」
「守る?適当な世界にでも避難させとけば?次」
「…アイツが言っていた言葉はどう言う意味ですか?」
「……………世界の中心と言うのは言葉の通り、お前を基準に世界が描写されていると言う事だ。
台本に従うと言うのは、俺がお前の運命を操作して俺が考えた通りに動かしている事を指している。
死して尚…の所は、こうやって死んでも俺によって蘇らせられアイツをどうにかする様に誘導する事だ。
束の間の休息は…まぁ無いも同然だからいいや。
連れてこいと言うのは…お前の知っている人物を連れて行きアイツに会わせたらアイツは正気に戻る。そう言う設て…もといアイツの攻略法だ」
「世界を…描写?」
「知りたいか?自我が崩壊しても知らんぞ?」
「え、遠慮しておきます。
…最後に、全一様の目的は何ですか?」
「暇つぶし。よし、質問は終わりだな?
じゃあ1週間前くらいに戻してやるよ。
精々誰を連れて行けば良いか、必死に探すんだな」
今考えると絶魔強すぎて萎える。
こんなん相手にしたら、いくらカルワでも心折れるわな。





