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閑話 他大陸は戦乱の業火に包まれた


カルワ達が他大陸と読んでいる大陸。正式名称ジャパネオ大陸では、今まさに戦争が行われていた。


そう、もう決着はついた。ジャパネオ大陸総力対たった1人という余りにも結果が見え透いている戦争。いやそもそも戦争と言えるようなものだろうか?ともかく、その戦いは1人の人間の勝利という形で幕を閉じた。その圧倒的な()の力を前に数で対抗するのは余りにも愚かだった。


戦争のキッカケはいつどの時代でも起こりそうな事。為政者としては強大な力を持つ個人がいる事は不都合でしか無い。しかもそれが自分では手綱を引けず、更に民の信頼をも持ち合わせていたら、政敵意外の何者でも無い。


そう考えたある国のトップが他の国と協力して、その個人を殺そうとしたのだ。今まで国の為に、民の為に戦ってきたその者にとって守るべき民から向けられた殺意は、彼の人格を変えるのに十分な力を持っていた。


彼の名は、神夜かみや 絶魔たつま地球の日本人だ。ある国の勇者として召喚された。彼は元々はそこまで強い者では無かったが持ち前の正義感から自らの身を削る勢いで国の為に尽力した。そして『ある神の加護を受けて』から、突如として力を身につけ、一気に誰もなし得なかった大陸平定に至った。


その彼が、再び大陸を文字通り平らに定めるとは一体どんな皮肉だろうか。かつては栄えていた大都市も、開発から取り残された田舎も、全ては等しく平等に何も無い。大陸全土が荒廃しきり、生物が住める様になるまでに自然の力だけでは数千年はかかるだろう。


現世界最強の彼と前世界最強のカルワが出会う迄の時間は、もう余り残されてはいない……

全一「なぁ…」

世界表現システム(作者)「は、はい!」

全一「俺、金曜日に投稿しろって言ったよなぁ?」

作者「はい、言いました!」

全一「だよな?で、お前は金曜日に投稿し?」

作者「…てません」

全一「俺の命令を無視するとは…いい度胸じゃねぇか」

作者「いや、その…リアルが忙しくて……」

全一「あぁん?何言い訳してんだ?テメェは黙って書いてればいいんだよ‼︎」

作者「は、はい!すいません!!」

全一「しかも今回の3話投稿も実質的な文字数で言ったら2話なんじゃねぇのか?」

作者「……かも、知れませんね……」

全一「テメェ…次やったらバラすからな」

作者「つ、次があるんですか?」

全一「黙れ、書け」

作者「はい!!!」

こうして作者の命は首の皮一枚で繋がったのであった。

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