表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/113

敗北者は、父の形見を強化する

6/20 飛宝剣のスキルを追記しました


フゥと一息つく。この剣が無かったら確実に死んでいただろう。父さん、本当にありがとう。


「お前、ぞの剣強えなぁ!じかも、まだ強化出来るみでぇだしな。村さ戻ったら鍛冶屋行くべ!」


…強化?字面からして何となくわかるが…そんな事をするよりも、レベルを上げた方が強くなるぞ?


と、思っていた時期が俺にもありました。牙、爪、宝玉等々貴重な素材をふんだんに使って強化した結果がコレです。



名称 敗帝の飛宝剣

Rare 10

物理攻撃力 5000

切れ味 [ ]

会心発生率 700%

会心時攻撃力上昇率 2000%


〈スキル〉

飛翔(使用者も含む)

自己強化

自己再生

自動追跡

戦闘時分裂


いや…2000%って何?足すだろうが掛けるだろうが100000超えるんだけど?飛竜なんて二回切ったら終わりだよ?しかも、飛竜の素材使ったからか分からないけど…飛ぶよ?認知できないレベルの速さで飛ぶよ?


これで俺のステータスが戻ったら…

俺は、一体何処を目指しているんだろうか。


遠い目をしているとカダラに


「ぞの剣の試し切りに『無限の迷宮』さ、行かないっぺ?」


と言われた。何でもそこではモンスターが無限に出て来るらしい。そして、止めたくなったらいつでも止められるらしい。


「…最高すぎだろ、絶対行く」


「決まりだっぺ!」


弱い物だが、装備も整えて俺たちは迷宮へと向かった。


俺はそこであいつと出会うことになるとは思ってもみなかった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ