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敗北者は、フラグを…

遅れてしまい申し訳ございませんでしたm(__)m


※ちなみにさっきの鑑定祭りは実際の時間では1秒かかってないくらいです。


その竜は突然頭を天に向ける。嫌な予感がするが俺はその時さっと行動する事が出来なかった。そして…


グウルウオオオォォォオオオ!!!


と言う咆哮が辺り一面に轟いた。その余りの声量に思わず耳を塞いでしまう。その隙を逃す程の馬鹿では無いようで、全身の筋肉を脈動させて一直線に向かって来る。


が、それなら話は早い。俺は宝剣を真っ直ぐに構えて待ち伏せる。このまま突っ込んで来るのであれば脳天をブチ抜ける。


しかし、竜は突き刺さる間合いに入る瞬間サッと横に回り3本目の腕で攻撃してきた。


バゴォォオンン!!


地面にできたクレーターを横目に俺は宝剣を竜の背中にブッ刺す。


「ギィヤァァァアアア!?!?」


竜は何が起こったのか分かっていない様子だった。俺は背中に刺さった剣をそのまま移動させ飛膜が生えた腕を切り落とす。と、カダラが近くにあった木から飛び降りてきて…


「ナイズアシスド!ごれで決める!!!」


と、大剣を振りかぶる。


ドグシャャアアァァァ!!!


と言う音と共に竜の首はひしゃげ、腕や足などの末端がピクッ…ピクッ…と動くだけになった。


【凍結されていたスキルの一部が解放されます。】


突如聞こえたいつもの謎のアナウンスが俺の力が帰ってきた事を告げる。


こうして俺は、この世界に来て初めての『勝利』を味わった。

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