はじめまして さようなら
最近姉の部屋に出入りしている男がいる
おそらく彼氏だろう
だがどこかで見たことがある顔だ・・・・・・
「看守さん僕外の世界って別にここと変わらない気がするんですよね」
「うるさい1124番」
「はははは 1124番 良い数字だ」
姉の部屋に出入りしている篠原健二という男はとても優秀らしい
ここら辺では有名な金持ちらしい
いつも家にくるとき、篠原さんは僕に言う
「今日もいい日ですね 元気ですか?」と
ぼくはただうなずくだけだ
姉はこの篠原さんと結婚したいらしい
姉は僕に篠原さんの話しかしない
しかし最近篠原さんの様子がおかしい気がする
いつもぼくに言ってくる言葉はいつの間にか
「なぜ人は言葉をもったかわからない」と
ある真夜中篠原さんが家に来た
「君に人間の本当の姿を見せてあげよう」といって家にあがった
「こんばんは、明美さんこんな夜遅くにすみませんね。でもあなたにどうしても聞きたいことがありまして篠原雄一という男覚えていますか?」
「覚えていませんけどどなたですか?」
「そうですか・・・残念です。 そしてさようなら」
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