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入るのに勇気のいるお店の、店主の物語

世の中には、一見すると入るのに勇気のいるお店があるようだ。

東京都内某所にある、この店もまた、入るのに勇気のいる店の一つだ。

そんなわけで、私はこの店を営業している、宅間(たくま)真一(しんいち)といいます。

店には看板すら掲げていない。壁はいたるところに落書きのようなものが。

さらには、ツタのようなもので覆われ、窓には板が打ち付けられ、完全に閉ざされている。

普段は誰も来ない。ここが店だと気づかない。そんな店があることすら知らない。


そんな店に、テレビの取材が来た。

「すみません。テレビの取材ですが、うちの番組で、入るのに勇気のいるお店の特集をやりたいのですが、取材の方はよろしいでしょうか。」


テレビの取材の人を、店の中に入れることにした。

店の名前は、『クロニクル』という。

特に根拠は無いが、なんとなく店名として、かっこよさそうだなという理由でつけた。言葉の意味とか考えずにつけた。


ここは、店主がこれまでに収集してきた私物などを展示、販売するところ。その他にも、珍しい装飾品や仮面なども扱っているし、往年のアイドルのブロマイド、グッズ、生写真などもある。

要するに、なんでも屋みたいなところ。

あとは、軽食や、パフェ、プリンなどの食事もできる。

「なるほど、ぜひうちの番組で紹介させていただきますよ。ありがとうございました。」






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