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18話 大河の救出1

趣味がてらに書いてみました

戦国時代にネットショッピングを持っていたら、こうするだろうなと思って書きました

楽しんで頂けたら幸いです



武田軍3万5千と元上杉軍1万5千は、鉢形城を通り過ぎ川越城に向かった

だが、これは危険な賭けであった

補給路が寸断され、短期決戦で決着が付かなければ壊滅の危険があった


「馬鹿め、補給路が断たれれば信玄、謙信と言えど撤退するしかあるまい。この戦勝ったぞ」

と氏邦が断言した


そして、氏邦は2500の兵を率いて武田軍の補給路を寸断するため出陣した

氏邦軍は鉢形城を下り街道を塞ぐ形で陣を敷いた

ここからは、何人たりとも通さぬという布陣であった


とそこに奇妙な多数の物体が現れた


「なんじゃあれは?」

と陣の先頭に居た兵が言った


するとその小さく見えていた物体らが物凄い速さで、向かってきた


「なっ! 人じゃ、人が乗っておるぞ!」


ブォォォォン

ブォォォォン

ブォォォォン


「弓用意……射てぇぇぇぇ!」

と昌景が絶叫した


500騎の鉄騎馬兵が弓を構え、北条軍に向け矢を放った


ヒュンヒュンヒュン


「「「ぐあぁぁぁ」」」

次々倒れていく北条兵


そして、鉄騎馬隊は氏邦軍の脇を通り抜け反転した


「弓用意……射てぇぇぇぇ!」

と昌景は再度絶叫した


「「「ぐあぁぁぁ」」」

またもや次々倒れていく北条兵


「なんじゃあれは!」

と氏邦が驚き言った


北条軍近習

「分かりませぬ!」


北条軍は、物凄い速さで突っ込んできては矢を放ってくる鉄騎馬隊に恐怖を抱き統制が乱れていた

「弓で応戦するのじゃ!」

と氏邦は言ったが、北条兵は応戦しようにも鉄騎馬隊は攻撃してきた次の瞬間には、攻撃範囲外に移動してしまっていた

そして、向かってくる時には、その突っ込んでくる速さに恐怖が勝ってしまい、まともに的を定められなかった


「槍用意せよ!」

2回突撃した後、氏邦軍からだいぶ離れた所に反転し止まった鉄騎馬隊は弓を仕舞い槍を取り出した


それを見た北条兵は

「ひぃぃぃ」

と悲鳴を上げた

あの凄まじい速度で槍が突撃してくる所を想像してしまったのだ


「槍構えぇい! 目標は大将首だ!」

昌景は氏邦を目に捉えた


「突撃ィィィィ!」

そして突撃命令を下した


鉄騎馬隊は風と一体となり北条軍のど真ん中に突っ込んだ

それは正に暴風であった


「「「があぁぁぁ」」」


その一撃は氏邦軍を真っ二つに引き裂いた

そして、その行き先は……


「氏邦様!」

と近習が状況が不利なことを悟り退却をと言おうとした


だが、その一言を言う前に昌景率いる鉄騎馬隊500騎が現れた

昌景はバイクを操りあっという間に氏邦の前に躍り出ると槍を一閃した


氏邦は昌景に槍で胸を貫かれ

「こ、こんな馬鹿な……」

氏邦は信じられないという顔で息絶えた


「氏邦、打ち取ったり!!」

と昌景は勝利を宣言した

こうして、補給路を巡る戦いは、鉄騎馬隊の圧勝で幕を閉じた


初めて投稿致します

拙い所もあると思いますが、広い心でお読みいただければと思います

誤字脱字、歴史考証の不備など歓迎いたします

しかし、物語優先で時代考証は完璧にしようとは思っておりませんのでどうぞよろしくお願いいたします

また、告知なしでの変更等がありますことをご了承ください


お気に入り登録、評価などをしていただけたら幸いです

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― 新着の感想 ―
[一言]  あれだな鉄騎馬隊のバイクがシールドが付いていて屋根とかもあるデリバリーとかしそうなのを思い浮かべてしまうな、それなら弓矢対策になるだろうし横切るときに槍か刀は使えるからね。まあ見た目は悪そ…
[一言] 勝頼くん、やっと【失敗出来た】ね。 これで、1つ2つ大きくなるかな。
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