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16話 開墾終了

趣味がてらに書いてみました

戦国時代にネットショッピングを持っていたら、こうするだろうなと思って書きました

楽しんで頂けたら幸いです


ご覧いただきありがとうございます。


1日1話の投稿を心がけておりましたが、私には無理だと感じました

実力に対して、過分な評価を頂き舞い上がってしまい、またPVが増えるの楽しく内容が薄いと思いながらも投稿してしまっているというのもあります。


題材は面白そうなので、もっと完成度を高めたい、時間を掛けたいという思いがあります。ですから今後は、実力を付けながら、じっくりと評価を気にせず投稿していくつもりです


色々な提言、感想をお送り頂いた方々に感謝とお礼を申し上げます

まだ、それらを取り入れるだけの実力と時間がない私をお許しください

1日の自由時間が3時間ほどしかなく、物語を考えて、かつ書く余裕がありません

2章からイマイチなのはこれが原因です


撤退する訳ではありませんが、一旦休憩とさせて下さい

昨年からやっていた竜王の御勅使川用水路の工事と田んぼの開墾がひと段落した

開墾された総面積は10000反、1万石の増加である


しかし、ここで問題が立ち上がった

この増加した田んぼが誰の物になるかである

順当に行けば、実施者である大河となる

だが、今までの戦で褒美に土地を貰えなかった者達が居るのもまた事実


「大河よ。開墾された土地をどうするつもりだ?」

と信玄が聞いて来た


「俺としては、未来の米を植える田んぼが欲しくて開墾したのですが」


「未来の米か。それには、如何ほど必要だ?」


「来年、新しい米をどれくらいの人が欲しがるか次第です」


「ふむ。だが、農民は新しい米を導入することに抵抗するはずだ。勝手が分からぬからな」


「そうでしょうね。なので、あまり多くは要らないと思います」


「お主は土地は要らぬのか?」


「土地は要りませんが、人手が欲しいです」


「配下は、土地が無ければ養えぬぞ」


「ならば、1000人ほどが食べれる土地を下さい」


「それくらいならば、問題も起きまい」

と信玄が言った


その後、信玄は9000反を先の戦で功のあった者に分配し、残りを1000反を大河に分け与えた


しかし、義信は1000反しか大河に分け与えなかったことに憤慨していた

「大河よ、お主は不満ではないのか?あれだけ苦労して開墾した田んぼを殆ど貰えなかったのだぞ?」


「いえ、俺は未来の米を植える場所が欲しかっただけなので、不満はありませんよ」


「なんと!お主は、最初から未来の米を少し植えるためだけに10000反を開墾したというのか?」


「そうです。農民は新しい物を嫌います。新しい米は勝手が違うからです。それで秋に米ができなかったら自分が死ぬしかない。だから必死に抵抗します。その抵抗を抑えるより開墾した方が楽だと思ったのです」


「なるほどのう。そういう考え方もあるのじゃな」

と義信は感心していた


「未来の米か。その米は、甲斐の物とは違うておるのか?」


「全く違います。ただし、作ってみないと何とも言えません」


「ふむ。面白そうじゃな。儂も手伝おう」


「よろしいので?」


「構わぬ」


「分かりました。それでは義信様のお力をお借りします」


大河は、1000反の田んぼに未来の米を植えることになった

さて、後は人足である

そこで大河は、開墾に参加した12000人に声を掛け、この土地の領民になる者を募集した

ただし、新しい米での稲作を承諾する者との条件を出した

そして、応募人員は1500人ほどいた。その中から選別を行って1000人がこの土地の領民となった


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


戦国時代の戦の動員数は領民の2.5%ほどだったらしい

つまり1万人の領民の中で、戦に出せる人数は250人ということだ


1反で取れる米の量=1石=民1人が生活可能


となり、1万人=1万石の大名で250人の動員が可能ということだ

1000人の領民なら、25人となる


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



矢継ぎ早に農業改革を行う大河であったが、その胸の内では焦りがあった

それは、後12年で織田、徳川家が武田家を滅ぼしに来るからだ

というより、後10年で覆しようのない程、国力に差がつく

それまでに、せめて同等の力を付けなければ、地の利は向こうにあるため、その内滅ぼされるだろう

思えば、1571年の信玄の上洛行動は、自分の死期を悟った信玄の乾坤一擲の賭けだったのかもしれない


「やっぱり甲斐は場所が悪すぎる。後は、農業改革でどれほど国力が上がるかだが・・・。不遜かもしれないが、絶望的な状況から何とかしようとする諸葛孔明の心境を今理解したよ。しかし、拾ってくれた信廉様のご恩に報いるためにも頑張るか」


と大河は、決意を新たにするのだった

初めて投稿致します

拙い所もあると思いますが、広い心でお読みいただければと思います

誤字脱字、歴史考証の不備など歓迎いたします

しかし、物語優先で時代考証は完璧にしようとは思っておりませんのでどうぞよろしくお願いいたします

また、告知なしでの変更等がありますことをご了承ください


お気に入り登録、評価などをしていただけたら幸いです

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― 新着の感想 ―
[一言] 未来知識あるなら 南信濃から美濃へ侵攻するべきなんだよね 北信濃までいくと 長尾景虎がでてくるし 美濃を抑えれば 織田信長の台頭も抑えられるからね 武田なら
[気になる点] 地の分が少なすぎて、台本形式みみたいになっている。 [一言] 呪いだのが信じられる世界で、450年後の未来から来ました、証拠は摩訶不思議なロボットですは1万歩歩譲って良いとして、誰も自…
[良い点] とりあえず、頑張れ甲斐武田家、だなぁ。 甲斐武田スタートで完結まで行けた作品って自分知らないから楽しみにしてます♪ [気になる点] 戦国時代の厳しさが薄いようですが、このまま歴史を進めてい…
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