10話 訓練
趣味がてらに書いてみました
戦国時代にネットショッピングを持っていたら、こうするだろうなと思って書きました
楽しんで頂けたら幸いです
11月のある日、信玄より軍の訓練を行うとのことで参加せよとの言伝があった
指定の日の朝、5000の兵が良く見晴らせる小高い丘がある原っぱに集まった
歩兵4400、騎兵600である
歩兵が中央に騎兵が左右に300づつという配置であった
軍師 真田幸隆
左の騎兵指揮官 跡部勝資 300騎
右の騎兵指揮官 飯富虎昌 300騎
中央左の歩兵指揮官 三枝守友500、原昌胤500
中央右の歩兵指揮官 小山田信茂500、飯富昌景500
中央 大将 武田信玄2400
という布陣であった
本陣は丘の上に置かれ、信玄と幸隆、大河が陣取っていた
信玄の始めよという声で訓練が始まった
銅鑼や太鼓が叩かれ、左翼や右翼や中央の部隊の前進、後退がスムーズに行われた
更には退却の訓練まで行われたのであった
これを見た大河は、スゲーと感動した
それを見た幸隆は、
「これぞ武田軍よ」
と言った
信玄の止めよという声で太鼓が鳴らされ、全軍の動きが止まった
「さて、大河よ。何か意見はあるか?」
「はっ、銅鑼や太鼓や鐘だけで、ここまで軍の統率ができるとは。これは凄いとしか言いようがありません」
「ふむ」
「ならば、これを使えばもっと良い部隊の運用ができます」
と秘密兵器を取り出した
この他にもいくつかの道具を出し、軍隊の強化案を提案した
それを聞いた、信玄と幸隆は目を輝かせるのだった
「分かった。その道具を用意せよ。費用は払う」
と信玄が言った
「分かりました」
と大河は言った
訓練が終わり信玄は幸隆に語り掛けた
「幸隆、大河をどう思う?」
「これほど味方で良かったと思ったことはありませぬ。これらの道具を敵が使ったとなれば、苦戦は必定。勝つのは難しいと思いまする」
「やはり、そう思うか」
と信玄は呟いた
初めて投稿致します
拙い所もあると思いますが、広い心でお読みいただければと思います
誤字脱字、歴史考証の不備など歓迎いたします
しかし、物語優先で時代考証は完璧にしようとは思っておりませんのでどうぞよろしくお願いいたします
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