9話 邸宅
趣味がてらに書いてみました
戦国時代にネットショッピングを持っていたら、こうするだろうなと思って書きました
楽しんで頂けたら幸いです
遂に月間1位になりました
これも皆さまのおかげです。御礼申し上げます。
し、しかし、そとはかなくプレッシャーを感じます
しかし、店の入りは、2日目からはうって変わって暇だった
「初日だけのボーナスだったか。宣伝をしないといけないが、今は別にやることがある」
と大河は、巴、静、佐吉の3人に店を任せ、ある場所へ移動した
そう、建設中の大河達の邸宅である
200坪の土地を200貫で購入、そこに100坪程度の現代高気密高断熱家屋を建てるつもりだった
そのため、大工に事細かな指示が必要だった
間取りは楽市楽座で買った100坪の平屋邸宅の設計集を見て気に入った物を採用した
外見は和モダンである
まだ基礎を作っている段階であるため、指示はそれほど必要ないが、今後のことがあるため大工との打ち合わせが必須だった
「旦那、この基礎ってやつはなんですかい?」
と大工の棟梁の権兵衛が言った
「これは地震対策ですね。地震が来ても家が倒れないようにするための物です」
「ほ~、なるほどね~」
コンクリートを何人かの手作業で作り、間取りと同じように板で仕切り流した
「こんなことやるのは、初めてですわ」
と権兵衛が言う
「すみませんが、駄賃を多めに払いますので色々やってもらえますか?」
「旦那、この仕事は面白そうだから駄賃は要りませんぜ。その代わり色々教えてくだせ~」
「権兵衛さんはやり手ですね。この邸宅を建てれるようになれば、独占できますからね」
「えへへ、旦那もお気づきですか」
「良いでしょう。これからも建てるかもしれませんし、権兵衛さんに技術をお教えしましょう」
「ありがてぇ、感謝ですぜ旦那」
基礎のコンクリートを流し終えたら、水を張って1か月程度放置だ
時々水がちゃんと張られているか確認しに来るだけで良い
建材の準備も必要だ
支柱に使う木材は、寸法を提出し木材屋に発注した
正確な寸法の木材が必要なので、巻尺を渡して寸法を遵守するようお願いした
木材職人が
「メートルというのはなんじゃ?」
と言っていたが、なんとか説明し、お願いすることができた
内装はモダン和室としたため畳を大量に購入した
高密度断熱材、トリプルガラス樹脂サッシ、薪ストーブ、エアコンも用意した
屋根は切妻でフッ素ガルバリウム鋼板を用意した
高気密高断熱ではあるが、窓を大きくし風通しを良くした設計である
そして、なんといっても一番肝心なのは太陽光発電システムである
【住宅用】 発電量18.24kw+蓄電池 9.6kWhの太陽光発電システムを用意した
正弦波インバーターで、100VでMax 50A出力する
これで太陽が出ている時のみだが、100V電気が使える
風呂は、水道のことを解決しなければならないが、広めのプロパンガス用ユニットバスにした
プロパンガスボンベが売っていたからであった
台所もプロパンガス用ガスコンロである
水道は電気が通ったら、電動ドリルを購入し水が出る所まで掘り、ポンプを設置する予定だ
この邸宅の完成予定は3か月後である
大河は、ちょくちょくここに来ては指示することになる
邸宅の材料費はおよそ3000万ポイントであった
所持金
2204万ポイント、55貫500文
初めて投稿致します
拙い所もあると思いますが、広い心でお読みいただければと思います
誤字脱字、歴史考証の不備など歓迎いたします
しかし、物語優先で時代考証は完璧にしようとは思っておりませんのでどうぞよろしくお願いいたします
また、告知なしでの変更等がありますことをご了承ください
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