6話 武田家への仕官
趣味がてらに書いてみました
戦国時代にネットショッピングを持っていたら、こうするだろうなと思って書きました
楽しんで頂けたら幸いです
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信玄の視点
大河と会った日の夜
信玄は寝室で1人、酒を飲みながら、静かに今日の出来事を考えていた
「まさか、未来から来た人物が配下になるとは思ってもみなかったぞ。これも仏のお導きか」
と信玄は独り言を言った
ここ最近、信玄は焦っていた
金山があるため金はあるが、海がない
そのため、塩の製造や貿易ができず、人の往来も少ないことから、領内の経済があまり発展していかなかった
石高も山国であるがゆえに低く、人口もそれほど多くない
これでは、金山の金が無くなればじり貧になるのが目に見えていた
また、最新の文物は海から運ばれてくる
その最新の文物からも乗り遅れる
そのため、信玄は海がある領土を欲していた
しかし、信玄が当主になってから約20年、領土は広がったが、海がある領土までは、まだ距離があった
これでは自分が生きている間には、海に到達しないのではないかと思い始めていた
しかし、武田の発展には海は不可欠
なんとか自分の生きている間に海に到達したい
しかし、ここ数年は一進一退である
そのため信玄は焦っていたのだ
「問題はあやつがどれほど使えるかだな。だが、武器は出せぬとのことだ。あまり期待はすまい」
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次の日
信玄は嫡男義信ら重臣たちを集め、ことのあらましを話した
信玄
「それゆえ、大河という者を軍師として召し抱えることとした」
「またお館様の病気が始まった」
と一条 信龍が言った
「まさか、山本勘助のような者ではありますまいな?」
と飯富虎昌が言う。彼は、前回の川中島合戦にて大損害の原因となった山本勘助を嫌っていた
「それは分からぬ。だが武田に取って転機となりうる人物と思う」
飯富虎昌
「昌景よ、お主、大河と供に旅をしたのじゃろう?大河とは、どういう奴か?」
「はっ、武は百姓に劣りましょう」
そこで家臣団から失笑が起きる
「しかし、商売人としての潜在能力は、恐らく甲斐で1番かと」
「「「なんと」」」
「某はそう見ております。大河を上手く使えば、武田は繁栄するでしょう」
重臣の1人
「商いに優れた人物ということか・・・」
何はともあれ大河の武田家仕官が決まった
知行は500貫、土地は要らないので金または物でくれと大河は言った
また、お供えをするため、無くしては困る大切な物は要らないと言っておいた
そうしたら、太刀(この時代では1本60貫ほどする)を5本と250貫を金でくれた
そして、太刀を全てお供えし3000万ポイントをゲットした
所持金
5204万ポイント、265貫500文
初めて投稿致します
拙い所もあると思いますが、広い心でお読みいただければと思います
誤字脱字、歴史考証の不備など歓迎いたします
しかし、物語優先で時代考証は完璧にしようとは思っておりませんのでどうぞよろしくお願いいたします
また、告知なしでの変更等がありますことをご了承ください
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