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6.乙女の祈り

 - そろそろ、剣にマナを通す練習をするか。


 俺は、本を見ながら、マナを剣に通す修練を始めた。


 マナを手から、剣に通す。


 すると剣には、マナが宿り、切れ味が増す。


 足に通すと素早く動いたり、走ったりできるようになる。


 俺は、修練メニューにこれも取り込み、毎日続ける。




 そんな生活をさらに2か月ほど送った。


 そろそろ、山を下ることにした。


 季節ももう冬になる。


 合わせて3か月ほど山にこもっていたことになる。




 山を下りて、3か月ぶりにスーズリーの町に向かう。


 町に着くと、まず、以前使った安宿をとる。


 そして、ギルドの資料室に向かった。




 ダンジョンは、9階のボス部屋以外が攻略されていた。


 俺は、まず、ダンジョンの地図を買った。


 1フロア1500ギルだ。


 次にダンジョンの魔物について調べることにした。




 先約がいる。


 サブリナだ。


 「こんにちは。お茶でもどうですか。」


 「あら、男前さん。いいわ、お茶しましょう。」


 サブリナは、俺のことを覚えていたようだ。




 ギルド併設の食堂でお茶をする。


 「もう修練は終わったの。」


 「今日戻ってきたんだ。パーティは組めたの。」


 「ええ。女性ばっかりのパーティで乙女の祈りというパーティ名よ。」


 「それじゃ入れてもらう余地はないな。


 「あら、空きが1つあるわよ。」


 「いや、実はしばらく1人でダンジョンにもぐろうと思っているんだ。レベル差も埋めたいしね。」


 「私はレベル12になったわ。」


 「すごい。もうすぐCランクじゃないか。パーティメンバーは。」


 「聖騎士、魔剣士、魔槍士、魔術師2人。」


 「ヒーラーがいないのか。」


 「なかなかいい人がいないのよ。聖騎士頼みよ。いい人がいたら紹介して。」


 「俺は今まで山ごもりしていたから、伝手はないよ。」


 ヒーラーは、プリースト(僧侶)と違い、回復専門職だ。


 プリースト(僧侶)は、光属性の攻撃魔法も使える。


 


 「まさか、アリスやレイナがいるんじゃないだろうな。」


 「あら、知り合いなの。」


 「元のパーティメンバーだ。」


 「セフィーを追い出した?」


 「そうだよ。せいぜい気を付けてくれ。」


 「頭に入れておくわ。忠告ありがとう。」




 その後ダンジョンの魔物を確認する。


 1F  ゴブリン   コボルト

 2F  ワーウルフ  オーク

 3F  スケルトン  グール

 4F  オーガ

 5F  マミー

 6F  ガーゴイル

 7F  トロール

 8F  ファイヤージャイアント

 9F  ミノタウロス (ボス部屋未攻略)



 そして俺は、ダンジョンに向かった。


 入り口で2000ギル支払い。ダンジョンに入る。


 ダンジョンの1Fの魔物は、ゴブリンとコボルトだ。


 どちらも大した魔物ではない。


 俺は、剣にマナを通し素早く、斬り付け、時にはクリティカルで首をはねながら、先に進む。


 1Fのボスのコボルトキングも難なく倒した。




 ザコとはいえ、自分が強くなっている実感がわく。


 ソロはいい。


 ソロでは、魔石は独り占めだ。


 経験値も独り占めだ。




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