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25.やばい戦い

 どのくらい時間がたっただろうか。


 サブリナが目を覚ます。



 「眠れたか。」


 「うん。寝れた。」


 「MPは少しは回復したの。」


 「半分ぐらい回復した。」


 「じゃ行こうか。」




 また、一本道を進む。


 ボス部屋らしい部屋に到着した。


 気合を入れて中に入る。

 

 デュラハンだ。


 デュラハンは、首なしの騎士で、左手に兜をかぶった頭を持っている。


 体にも鎧をまとっており、右手に剣を持っている。




 ― 一騎打ちなら、何とかなるだろう。


 俺はそう思い、デュラハンに攻撃を仕掛ける。


 しかし、デュラハンの剣技もすごく、しかも硬い鎧に身を包んでいるので、なかなか倒せない。

 しかも、首がないから、クリティカルは狙えない。


 俺は、攻めあぐねていた。



 サブリナが、ファイヤーアローで援護してくれる。


 しかし、デュラハンは、これも掻き消す。


 逆にスラッシュを放ってきた。


 俺もスラッシュを放ち、それを打ち消した。


 はっきり言ってまぐれである。


 敵のスラッシュをスラッシュで打ち消すことができるとは知らなかった。




 俺は、鎧の隙間から、連続突きでデュラハンを攻撃する。


 手ごたえがあったように思ったが、平気で反撃してくる。

 

 - 不死身なのか。




 「頭よ。頭を狙って。」


 サブリナが大声でそう教えてくれた。


 俺は、デュラハンが左手に持っている頭を剣でたたき落とした。


 デュラハンがぐらつく。


 俺は、頭に対して、連続突きを放った。


 するとデュラハンの身体が倒れた。


 - やったのか。



 しばらくするとデュラハンの遺体は消え、魔石が残った。


 そしてまたもや指輪がドロップした。


 「回復の指輪だわ。」


 「サブリナが使っていいから自分で拾え。」


 サブリナはブツブツ言いながら指輪を回収した。

 何度も同じ冗談に付き合っていられない。


 魔石回収時にやはり、転移した。




 その後、俺たちは、何度も転移をさせられ、そのたびに魔物を倒していいた、


 バシリスク、グリフォン、ケルベロス、アークデーモン、ワーㇺ、グレーターデーモン、結構やばい戦いばかりだった。


 俺たち2人は、毒無効、麻痺無効、クリティカル無効、回復の4つの指輪をそれぞれ1つずつ、持つことができた。


 10回目の転移の後、サブリナのMPが底をついてきたので、再び休憩することにした。


 サブリナは、今度はなかなか眠れないようだ。




 サブリナは、本当は、魔剣士になりたかったらしい。

 

 「レベル15になったら転職しようかどうか迷っているの。」


 転職はレベル15で可能だが、能力値が初期値に戻り、レベル1からやり直すことになる。


 また、HPやMPも半減する。


 「どうせ転職するなら聖騎士の方が、プリーストの魔法が使えるようになるからいいんじゃない。」


 「魔剣士がいいの。」

 

 何やらこだわりがあるようだ。

 

 「セフィーは転職しないの。」


 「しない。戦士でレベルを上げていくつもりだ。」


 本当は、魔法が使える聖騎士や魔剣士に興味があるが、ここまでいろいろ習得してきた。


 もう、レベル1の能力値には戻りたくない。


 


 そんな話をして、しばらくするとサブリナは眠りに着いた。

 

 サブリナが寝ている間にマーフィックが襲ってきたが、素早く片付けた。


 クリティカル無効の指輪のある今は、マーフィックならいいカモだ。


 かなりの時間がすぎて、ようやくサブリナが目を覚ました。


 俺も途中ウトウトしたのは内緒だ。


そして俺たちは、転移して10回目の戦いに挑むべく、ボス部屋に入った。


「面白かった!」


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