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22.転移の罠

 翌日、9Fのミノタウロスを攻略する。


 順調にミノタウロスを倒し、ボス部屋に到着した。


 「ここまで順調だったがどうする。ボス部屋に挑戦するか。」


 俺が問いかけるとサブリナが答える。


 「挑戦しましょう。色々調べてきたけど、9Fのボスは、ミノタウロスキングの可能性が高いわ。この調子なら、ミノタウロスキングなら倒せると思う。」


 みんなうなずき、サブリナが作戦を伝える。


 ソニアが、ミノタウロスキングを抑え、サブリナのエクスプローディング(爆裂)の魔法で全敵にダメージを与える。


 その後、俺とアスカで取り巻きを殲滅し、みんなでミノタウロスキングを倒す。


 俺たちは、意を決して、ボス部屋に入った。




 予想していた通り、ミノタウロスキングと取り巻き6匹が現れた。

 

 作戦どおり、ソニアが、ミノタウロスに対峙する。


 サブリナがエクスプローディング(爆裂)の魔法で全敵にダメージを与える。


 俺とアスカが、取り巻きを倒していく。




 サブリナがもう1発、エクスプローディング(爆裂)の魔法で全敵にダメージを与える。


 取り巻きは、すべて倒した。


 全員でミノタウロスキングを倒しに行く。



 順調に思えたが、アスカが負傷し、後ろに下がった。


 傷はかなり深いようだ。


 ソニアも下がって、アスカにハイヒールをかける。


 俺とサブリナの攻撃で、ミノタウロスキングは、倒れた。

 


 俺たちは、アスカのもとに駆け寄った。


 ソニアのハイヒールのおかげで、アスカは大丈夫そうだ。


 俺とサブリナは、ほっとし、2人を残して、魔石の回収に行った。




  最後のミノタウロスキングの大きな魔石を回収しようとサブリナが魔石に触れたとたん、魔法陣が現れた。


 俺とサブリナは、アスカとソニアを残し、どこかに転移してしまった。



 

 真っ暗だ。


 俺は、カンデラをとなえた。


 薄暗い明かりがつく。


 どうやらダンジョンのなかのようだ。


 近くにサブリナがいた。


 サブリナは、不安そうな顔をしていた。




 「ここはどこ。」


 「わからないがダンジョンのなかのようだ。」


 俺たちのいるところは、3方が壁だ。


 俺たちは、先に進んでみることにした。


 道は、一本道だった。


 突きあたりにボス部屋らしい扉が見える。




 「どうしよう。」


 「進むしかないな。」

 

 俺たちは、スタミナポーションを飲み万全の構えで、中に入った。


 魔物が現れた。


 ヒュドラだ。




 ギルドの資料室で読んだことがある。


 9つの頭を持ち、それぞれが猛毒を持つ。


 8つの頭は、斬り落としても生えてくる。


 中央の頭を斬り落とさなければ、倒せない。




 ヒドラの9つの頭が、俺に襲い掛かってきた。


 ヒュドラの動きは、素早さが増したせいか、よく見える。


 とにかく俺は、攻撃を避けながら、2の首を落とした。


 ヒュドラの首が再生してくる。



 

 そこにサブリナが、エクスプローディング(爆裂)の魔法を浴びせる。


 首の再生が止まった。


 俺はさらに3本の首を刈る。


 そこにサブリナが、エクスプローディング(爆裂)の魔法を浴びせ、再生を止める。


 

 

 そして、俺は中央の首をはねた。


 もう再生はしてこない。


 俺はじっくりと構え、残りの2つの首をはねた。


 


 俺は、何度が攻撃を受けており、猛毒を浴びた。


 通常の毒は無効化できるが、猛毒への耐性は低かったようだ。


 俺は、ポーションを飲むと座って気を練って、猛毒を吸収し完治した。 



 

 ヒュドラは消え、魔石が残る。


 指輪もドロップしていた。


 「毒無効の指輪だわ。」


 サブリナも資料室でいろんなモンスターを調べている。


 ダンジョンのヒュドラは、毒無効の指輪をドロップすることがあるらしい。




 俺は、指輪をサブリナに渡す。


 「プロポーズされちゃった。」


 「拾った指輪だぞ。安い女だ。」


 そう言って、最後に魔石を拾おうとする。


 魔石に触れたとたん、また魔法陣が浮かび上がり、またどこかへ転移した。


「面白かった!」


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