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19.三日月の盾

 翌日から、毎日、ジャイアント狩りを続けている。


 爺さんにならったスラッシュなど3手も毎日の練習メニューに加えたが、成功していない。


 1週間ほどして、俺は、レベル15にレベルアップした。


 その2週間後には、ほかの3人もレベル15にレベルアップした。




 その日は、ギルドの食堂で祝勝会をした。


 「明日は、いよいよ8Fのボス部屋に挑戦ね。」(サブリナ)


 「その前に休みは。」(ソニア)


 「なーし。」(サブルナ)


 「えー。私とセフィーのデートはどうなるのよ。」(ソニア)


 「なーし。」(アスカ)


 「アスカまでひどーい。セフィー何とか言ってよ。」(ソニア)


 「冗談はさておき、俺はいいが、本当に休みなしで大丈夫なのか。連日連戦だが。」(セフィー)


 「大丈夫よ。早く次に進みたいわ。」(サブリナ)




 「情報によると、8Fのボス部屋は、フロストジャイアントが3~4体、ファイヤージャイアントが6~8体出るそうよ。」(サブリナ)


 「最高で12体になるのか。きびしいな。」(アスカ)


 「まず、私は、エクスプローディング(爆裂)を唱えるわ。フロストジャイアントの弱点だから、うまく行けば、一撃でフロストジャイアントを殲滅できる。」


 「それじゃ、私とセフィーは、ファイヤージャイアントをたたけばいいのだな。」(アスカ)


 「私は、サブリナちゃんを守ればいいのね。」(ソニア)


 「うんお願い。その後も私はブリザードで援護するわ。」(サブリナ)


 「うん、わかった。」(セフィー)




 ソニアが話題を変える。


 「そういえば、レイナたちのパーティ名は三日月の盾というそうよ。」(ソニア)


 - 畜生、俺のパーティ名をパクりやがって。


 「タンクの重要性を再認識したせいだな」(アスカ)


 「あんな奴らとまだ、交流があるのか。」(セフィー)


 「いいじゃない。私とアスカは、被害を受けてないわ。セフィーとパーティが組めて感謝してもいいくらいよ。」(ソニア)


 「まあいいが、引き抜かれるなよ。」(セフィー)


 「あら、心配なの。じゃあちゃんとデートしてね。」(ソニア)


 「そうだ。デートしてくれないと私も引き抜かれるぞ。」(アスカ)



 女性3人で大笑いする。




 「今は、ユージンがタンクをやりながら、タンクを探しているらしいわ。なかなか見つからないみたいだけど。」(ソニア)


 「そうね。同レベルのタンクを探そうとしてもなかなか都合よくいないわよね。」(サブリナ)

 

 俺もパーティを追放されたときには、苦労した。


 「あいつらは、馬鹿なんだ。5人もそろっているなら、新人でも誘って育てればいいんだ。キャリーすれば、すぐにレベルは上がる。役割もはっきり認識してくれる。まったくあいつらは阿呆だな。」(セフィー)


 「セフィーは、優しいのね。」(サブリナ)


 「ねぇー。」と他の2人


 - 冗談じゃない。アドバイスしてやるつもりなどない。


「面白かった!」


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