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「ま、まさかぁ」

「どうだかね。いいんじゃない?バスケ部になったって。」

「それは困る。」

「お。断言。その心は?」

「特定の部に入ると身動きとれないもん。俺は気ままに過ごしたい。」

「....将来が不安になる発言ね」



マイクを持っているかの様に手を握ってこちらに突き出していたさくらは、呆れた顔をしてその手を下げた。



「学生のうちはね。社会に出たらそうもいかないだろ」



肩をすくめてみせると、さくらはこちらに顔を向けて、



「コウらしいかも。」



と言った。



「あのさ、」

「んー?」

「合宿終わったら、なんもないから。もちろん合宿前も。」

「...うん?」

「花火も行きたいし海にも山にも行きたいし、あ、遊園地にお化け屋敷が新しく出来たって。」

「.....それで?」

「.....一緒に行って?」

「あ。今の可愛い。しょうがないなぁ。一緒に行ってあげる」

「やった!」



ルンタ♪と踊りだしたい気分だ。

最低4回はデートできる♪

しかも家にも行っていいらしいし。



夏休み、最高!!


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