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桜をバックに印象的すぎた出会いからすぐ、そいつの情報は早すぎるほど早く、耳に入る。



橘 さくら。

容姿端麗。スポーツ万能。成績優秀。

その容姿もさる事ながら、なんと。入試をパーフェクトで通過したらしく、先生まで巻き込んで入学当初から学校中から注目を浴びているんだそうだ。



「文化祭で一年でミスになったって言うのでも話題になったのに、お前知らなかったわけ?」



何も知らない俺にいちいち驚くクラスメイト。



「あー....俺入学式寝てたから挨拶したやつの顔見てないし。テスト結果とかミスとか興味なかったし。」



プラプラと手をあげる。

でもーー




「でも、あれにはびっくりした。あんな綺麗なやつ、この世にいんのな。」




そう言うと、近くにいたクラスメイトが一斉に俺の顔を向く。




「何。何だよ。」




多少顔を赤らめたクラスメイトが口を開く。



「いや....お前って、めっちゃ素直なのな。こっちが恥ずかしいわ。」

「顔がいいだけになんかときめくーっ」



キャーッと女みたいな黄色い声を出して野郎共が俺をからかった。

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