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81.侯爵令嬢と…

よろしくお願いします。


騎士団の任務終わり、いつものようにアルのところに向かえばカインさんがアルをブラッシングしていた。大きな熊手のようなもので胸元を撫でられるのは気持ちがいいようでアルはうっとりと目を細めている。最初はカインさんを困らせることが多かったアルも、今はすっかり彼になついているようで、好きに体を触らせていた。


「お疲れ様です。」


近づいて声をかければカインさんが熊手を片手にニカッと笑みを見せた。


「お疲れ様です。さぁ、アル、ご主人様が帰って来たよ。」

「グゲー。」

「ふふふ。アルはすっかりカインさんが好きになったみたいですね。」


バサバサと羽を震わせて大きく両腕を伸ばしたアルは、名残惜しそうにカインさんの胸に頭を摺り寄せていた。あまり私の家族以外になつくことのないアルがこんなふうに甘えるしぐさをするのは珍しい。


「最初は苦労しましたが、やっと心を許してくれました。」


ワシワシと頭を撫でられればアルは「クルル…。」と喉を鳴らしていた。


「もしかしたら、アルに乗れるかもしれませんよ?良ければどうですか?」


アルは気に入った人間しか自分の背には乗せないが、カインさんならいけそうな気がする。アルに乗ってみたいという人は多いので良ければと思い提案したが、カインさんは途端に顔色を悪くした。


「申し出はうれしいのですが、私は高いところが苦手でして。」

「そうなんですか?」

「はい。幼い頃に崖から落ちたことがあるんです。それ以来高いところは苦手で、騎士棟や兵舎も二階以上は遠慮させてもらっています。」


そう言って、申し訳なさそうに眉を寄せたカインさんは私にアルの手綱を差し出した。


「どうぞ。そろそろ日が落ちますので早いうちにお帰りください。」

「ありがとうございます。では、また明日。」


そう言ってアルに乗ればカインさんは微笑んで頭を下げていた。


「行くよ、アル!」

「グギャー!」


私の掛け声でアルが空へ飛び立つ。そのまま、まるでカインさんに挨拶をするかのようにぐるりと彼の上を旋回したアルはゆっくりと屋敷のほうへ向かって羽ばたいた。


「アルはすっかりカインさんが気に入ったのね?」

「グー!」

「あんまり我がままばかり言っちゃだめよ?ちゃんといい子にしてね?」

「グギャグギャッ!グゲー。」


私の言葉に心外だ!というように汚く鳴いたアルの首元を緩く撫でて、夕焼けに染まる空を眺めた。



その日は不審船の乗組員たちの帰国のためにネーソス帝国から使者たちが訪れていた。警備として数名の騎士を派遣していたが、0番隊には出動要請はなくいつもどおりに騎士棟で過ごしているが、どことなく騎士棟内も緊張感が漂っている。

保護していた他国民の迎えとはいえ、軍事大国であるネーソス帝国の兵士が自国にいるということは、やはり気が落ち着かないのかもしれない。

私は騎士団長の命令で今日は騎士団の敷地内から出ることは許されず、常にツーマンセルでの行動を義務づけられていた。少し過保護すぎやしないかと思ったが、クエルト叔父様をはじめとした各隊の隊長達も満場一致で賛成しており、私には拒否権や意見を述べる権利などあるはずもない。…まぁ、今日だけだし、仕方がないかと早々に諦めて私はおとなしく0番隊の部屋で午前中を過ごした。


騎士団に所属する騎士たちは、事情がない限り兵舎で寝泊りをする。

騎士団で唯一女性の入隊が認められている0番隊の騎士も同様で、女性騎士用に兵舎の一部が専用フロアとされ男性の出入りが制限されていた。私は屋敷から通っているので部屋を持ってはいなかったが、今日はミールに相談したいことがあると呼ばれて初めて兵舎を訪れていた。


「適当に座ってて。いま、お茶淹れてくるから。」

「わかった、ありがとう。」


ミールの部屋は物が少なく、シンプルな部屋だったが、随所に可愛らしい小物や植物が飾られていて、女の子らしい部屋だと思った。何より、部屋中から女の子らしい花のような甘い香りがする。広くはない部屋だったが子供一人分ほどの円形ラグやカーテンに至るまで白で纏めらているせいか広く感じられた。窓からは日差しが差し込み、覗けばコの字型に作られた兵舎の中庭が見えた。都内のマンションなんかよりもよっぽど良い部屋だわ。一年の半分を海外で過ごしていた前世では、家具家電付きのマンスリーに住んでいたので、窓からの採光等気にもしていなかった。ほとんど病院で寝起きしていたせいもあるが…。

ふと、視線を向けた先、中庭を挟んだ向かいの建物の三階の窓に見覚えのある赤毛を見つけた。

…あれ?…あの髪って…カインさん?いや、カインさんは高所恐怖症で二階以上の高さはダメなはず。…他の従者かしら?


「アヤメ?どうしたの?」


ちょうどお茶の入ったカップを持ってきたミールに呼ばれて振り返る。


「ん?あ、あそこに…。」


再び視線を向かいの三階の窓に戻したときには既に赤毛の姿はなかった。…気のせいだったのかしら?


「え?なに、誰かいた?」

「あ、いや、気のせいだったみたい。」

「そう?じゃあ、ご飯食べようよ。早くしないとお昼休みが終わっちゃう。」

「そうだね。」


気を取り直して、テーブルセットの椅子に腰を下ろして2人で昼食をとる。いつもは食堂でお昼を取っていたが、今日、ミールの部屋に呼ばれたことを聞いた料理長が特別に2人分のお弁当を持たせてくれた。


「さすが、天下のアールツト侯爵家ね。このお肉めちゃくちゃ美味しい!」

「ふふ、良かった。料理長が喜ぶわ。」


恥ずかしながら、この年まで友達の家に遊びに行った事がなかった私が、初めて同期であり友達のミールの部屋に行くと知って一番喜んだのは料理長だった。アールツト侯爵家の名に懸けて。とどこぞの名探偵の孫の様に息まいた料理長は、前日から仕込みに励み、今朝屋敷を出るときに手渡されたのは重箱でも入っているのか?思うような大きなバスケットだった。私としては簡単なサンドウィッチとフルーツぐらいでよかったのだが、ものすごくいい笑顔で渡してきた料理長に何も言えずそのまま受け取った。

そして今、テーブルの上には明らかに二人分にしては多い量のおかずや、パン、ケーキにフルーツが並んでいる。


「ごめんね、なんかたくさん作りすぎちゃってみたいで。残していいからね?」

「そんなことないよ!どれもこれもおいしくて残せない。」

「…ありがとう。…ところで相談って?」


時間が限られているので、本題にと思い話を振ればミールがグッ!と食べ物が詰め込まれた口を閉じた。そして、半ば強引に飲み込んだかと思えば、手にしていたフォークを置く。


「…アヤメって、シリュルさんにプレゼントとかどんなの贈ってるの?」

「お兄様にプレゼント…?」

「うん…参考までに教えてほしいんだけど…。」

「参考って…まさか…だれかプレゼントあげるの!?あ?お兄様に!?」

「ち、違うよっ!シリュルさんはないから。」

「…でも、お兄様に渡すものを聞いたということは…男の人でしょ?え…と、誰か聞いてもいい?」

「…それは…。」


せわしなく瞳を動かして下唇を噛んだミールは両手を組んでもじもじと指を動かしている。うわぁ可愛い。今は14歳だが、中身がアラフォーの私は30歳を過ぎたころから、甘酸っぱい恋話とは縁遠くなり、耳をふさぎたくなるような生々しい男女関係と結婚するのかしないのかを交えた駆け引きなどの話が増えていったせいもあり、久しぶりの恋話にどこかくすぐったいような高揚感を感じていた。


「それは…誰?ヴァイスさん?トーマさん?エストさん?…まさかセブンさんとか?」


とりあえず、ミールと接点がありそうな0番隊の騎士の名前を上げていくが、ミールの目は泳いだままで、いい反応がない。と、言うことは…


「もしかして、他の隊の人?」

「うっ…。」


ビンゴっ!さらに顔を赤くしたミールに行儀悪く手にしたフォークを向ける。


「教えてくれないと相談も何も、力になってあげられないよ?」

「…わかってるけど…その…誰にも言わないでね?」

「もちろん!」


で、だれなの?と畳みかけるように身を乗り出せば、少しの間を置いた後ミールは小さく口を開いた。


「…レシ隊長…。」


全く想像していなかった人物の名前に思わず動きが止まる。

え?レシ隊長って…あの2番隊?隊長の?…史上最年少で騎士隊長まで上り詰めたエリート中のエリートの…?!


「レシ隊長!!????」

「しーっ!!声が大きいっ!」


思わず声を荒げた私に真っ赤な顔で泣きそうになりながら言ったミールはそのまま、顔を伏せた。その肩がかすかに震えていることが、彼女の気持ちを如実に語っているようで私はそっとフォークを置いた。


「…マジか…。」


思わずこぼれた言葉に「マジ?どういう意味?」と聞き返してきたミールの顔は赤いまま、大きな瞳には涙の膜が張っていた。それをみれば先ほどまでの高揚感が消えてこちらまで仄かに顔が熱くなった気がした。

マジか…そうか…レシ隊長か…。

この国で騎士は花形の職業ということもあり、女性からの人気も高い。兵舎で寝起きしていることもありほとんど外に出ることのない騎士たちだが、それでも休息日や帰省などで街に出れば多くの女性の目を惹きつけ、声をかけられることもあるとヴァイスさんたちが話しているのを聞いたことがある。そんな人気のある騎士たちの中でも、やはり一番女性から人気なのは各隊の隊長達だ。そして、その中で一番の人気がレシ隊長だった。

でも、どこにそんなフラグがあったのだろうか?


「あの…きっかけとか聞いてもいい?」


恥ずかしさからか両手を頬に当てたミールはぽつぽつとレシ隊長を好きになったきっかけを話し始めた。途中、耐え切れないとでもいうように顔を赤くして何度も手を握りなおしたミールは可愛くて、緩みそうになる頬を必死にこらえながらも、私は真面目な顔を取り繕い話を聞き続けた。

ミールがレシ隊長を意識するようになったきっかけは些細なことだった。0番隊だから、女だからと馬鹿にしてくる他の隊の騎士たちを見返してやるという強い気持ちで、いつも午後の訓練の後ミールは一人居残りで演習場の隅で体術の鍛錬をしていた。そんなとき声をかけてきてくれたのがレシ隊長だったという。鍛錬を見てくれて、アドバイスをしてくれるだけではなく、時には組手までしてくれたレシ隊長は、ミールがくじけそうになるたびに強い言葉と優しい笑顔を向けてくれたそうだ。そんな日が続いた時、不審船の件で落ち込んでいた彼女にレシ隊長が声をかけてくれて、その時の言葉で完全に恋に落ちたのだった。


「…なんて言われたの?」


ごくりとつばを飲み込んで聞けばごくごくわずかな声でミールがささやいた。


「『君は君のままでいい。頑張っていることも負傷者に真摯に向き合っていることも俺は知っているから。』って…。」


そのまま再びうつむいたミールはギュっと膝の上のナフキンを掴んだ。その姿を見ながら、今度は確実に私まで顔が赤くなっていく。それはまた、すごい殺し文句を言われたものだ…。そんなことを言われて好きにならない女子などいないでしょうよ。え?なに?レシ隊長って天然のタラシなの?…っていうか何も思っていない女の子に普通そんなこと言うかしら?訓練後の自主鍛錬だって、隊長格にもなれば報告書や日報などの書類仕事があるし、そもそも、そんなに頻繁にミールの鍛錬に付き合う時間を捻出できるの?まぁ、エリート騎士だから仕事の効率も頭の回転率もずば抜けていい可能性はあるけれど…。そうだとしても…これって、脈ありなんじゃない?そう考えれば、心なしか鼓動まで早くなってきた気がして落ち着かせるために大きく深呼吸をした。前世で若い看護師たちが言っていた「両片思い」という言葉が頭の中で激しく点滅している。


「…身分違いなのも、あの言葉が隊長の優しさからなのもわかっているけど…気持ちが止められないの。」


ミールの声に涙が滲んでいた。その姿が痛々しくて、思わずミールの肩をガシッとつかんだ。


「止める必要なんてないよ。好きならそれでいいじゃない。」


下手に期待させるようなことをいう訳にはいかず「両片思い」の言葉はグッと飲み込んで、ミールを励ますように掴んだ肩をさする。騎士同士の恋愛は禁止されていないが、平の騎士と他部隊の隊長、しかも、相手はただの隊長ではない。絶対的な人気を誇る超エリート騎士だ。ミールは大きな壁を感じているのだろう。それでも、彼が好きならば諦めるべきではない…諦めてほしくはない。


「身分違いだろうが、お門違いだろうがそんなの関係ない。大切なのはミールがレシ隊長を好きだっていう気持ちだよ!私にできる事なら何でも協力するから、だから、頑張ろうよ。」

「…アヤメ…。」


片思い上等!と笑ってみせれば、ミールは赤い顔のまま涙の滲んだ顔で笑い返してくれた。それが可愛くて、何としても彼女の恋を成就させたいと、両片思いであってくれと強く思う。


「もうすぐレシ隊長の誕生日だから、いつも鍛錬に付き合ってもらっているお礼も込めて何かプレゼントできないかと思って…アヤメに相談したの。」

「プレゼントか…。レシ隊長の好きな物とかわからないの?」

「お酒が好きだって聞いたけど、いつも誕生日にはすごい数のお酒をもらうらしいから…私が渡しても埋もれちゃうでしょ?」


確かに…。どうせなら、他の人とは違うものでレシ隊長にミールの事を印象付けたい。


「じゃあ、何か身に着けられるものとかは?」


前世では彼氏がいた時に誕生日に財布やキーケースなどを贈って喜ばれていたことを思い出して伝えればミールの顔が再び赤くなった。


「…なんか、恋人でもないのに図々しくない?」

「そんなの気にしない!」


…あぁ、もう可愛いな。照れるミールにだらしなく頬を緩めながらフォークを握りなおして食事を再開した。私を見ていたミールも思い出したようにフォークを握る。そして、それから昼休みが終わるまで「レシ隊長へのプレゼント大作戦」と銘打った作戦会議が続いた。


昼休みが終われば、午後の訓練は合同訓練だった。

演習場へ向かう道を少し先を歩く0番隊の騎士たちに遅れないように足を動かしながら。私はキョロキョロと辺りを見回してしまう。さっきの今でどうしてもある人物が気になってた。


「ちょっと、アヤメやめてよ。」


私の意図に気が付いたミールが肘でわき腹を小突いてくる。それに大げさなリアクションを返しながら「ごめん。」と口だけで謝った矢先、演習場の騎士たちの集団から少し離れたところにお目当てのレシ隊長を見つけた。


「あ、いたよ?」

「アヤメッ!やめて。」


揶揄うようにミールに声をかければ、すぐに頬が染まって緩く睨まれてしまったが、その顔すらも可愛いと思ってしまう私は笑顔を返した。


「もう、そういうアヤメだって…ほら、あそこ。いたよ?テオ隊長が。」

「はえっ?!」


思わぬ言葉に変な声を上げれば、前を歩いていた0番隊の騎士が数人こちらを振り向いた。それを笑顔でごまかしながら、ミールに言われたほうへ視線を向ける。

1番隊の騎士に囲まれても頭一つ飛び出た藍色の髪は見間違うことはない。合同訓練の打ち合わせなのか、真剣な顔で(いつも通りの無表情だが)部下と話し合う姿に胸がときめいた。


「アヤメだって、恋してるじゃん。」

「はぁ?そんなこと…。」

「でもさ、どうするの?」

「なにが?」

「んー?テオ隊長とイスラ王国の黒将軍。イスラ王国へ行った騎士たちの間では、アヤメがどちらを取るのかって一時期噂になってたよ?」

「えぇ!?そんなの知らないんだけど…。それに、ユザキ様は…。」


そこまで言って、イスラ王国から帰るときにユザキ様にされたことと、受け取った簪とあの言葉を思い出してカカッと頬が染まった。「頬ベロン事件」の感触まで思い出して赤くなった頬を思わず抑える。いけない。アレは今思い出してはダメなやつ!


「ふふ、モテる女はつらいねー?」

「もう、ミール!」


形勢が逆転してしまった私が、照れ隠しに声を荒げればそれを聞いたクエルト叔父様の雷が落とされた。さらに悲しいことに、クエルト叔父様のお説教を聞いている私とミールの傍にはテオ隊長とレシ隊長がいて…。


「あー、クエルト隊長。そろそろ訓練の開始時間ですよ?」

「配置等もありますので、そのあたりで切り上げられてはどうでしょうか?」


と2人に助け船を出される羽目になった。とんだ恥をさらしてしまった私たちは、テオ隊長とレシ隊長に頭を下げながら二度とこの話を演習場でするものかと強く思った。



合同訓練終了後、居残りで自主鍛錬をするというミールをにやける顔を隠すことなく見送り、帰宅の準備をする。訓練で汚れた練習着から騎士の制服に着替えて、医療バッグを肩にかけた。


「では、お先に失礼します。」

「ああ、気を付けて帰れよ。」

「また明日なー。」


0番隊の騎士とクエルト叔父様に挨拶をしてアルのところへ向かえば、カインさんがいつものようにアルの世話をしていた。いつもならアルが私を見たとたんに鳴き声を上げて喜ぶのに、今日はぼんやりと私の事を見たかと思えばすぐに視線をカインさんに向けてしまった。…なんだろう?怒っているのかしら?少し不思議に思いながらも、そのまま彼らのもとへ足をすすめた。








その数時間後。

すっかり夜のとばりが落ち、静かになった騎士棟の門の前に青毛の立派な馬がかけてきたかと思えば、馬上から大声が響いた。


「ヒルルク・アールツトだ!!大至急、騎士団長とクエルトに面会を頼む!!」


この国では知らない者がいないアールツト侯爵本人の登場に、門兵が驚き一瞬制止した後、弾かれたように緊急連絡用の鐘が鳴らされた。

そして、さらに数十分後、騎士団長室に招集された0~4番隊の隊長達へ向かってオッド騎士団長が


「…本日の夕刻、アールツト侯爵令嬢の消息が途絶えた。」


と重々しく告げたのだった。


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