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未分類の短編小説

薬物中毒者、異世界に召喚されてポーションを濫用する

作者: 魚の涙

 召喚された勇者が最初に発した言葉は「薬をくれ」だったと記録されている。


 ありきたりな「召喚勇者の功罪」を描いたお話です。

☆魔乱隊


――聖魔薬学園公式教本、魔王の薬学定理より一部抜粋――


 本書を読む者であれば重々承知であると思うが、この道は誰からも賞賛されない。

 侮蔑され、忌避され、しかし感謝されず、それでいて誰かが通らなければならない道だ。

 勇者が厄災と化し、数多の犠牲が積み上げられた。

 その一方で勇者の伝えた薬学は数多の人を救った。

 その教えは今でも数多の人を救い続け、勇者は今尚数多の命を奪い続けている。

 我々はその正とも負ともつかない循環を、途絶えさせない為に存在しているのだ。






 死屍累々。

 そこかしこに決死階級のゴブリン族が倒れ伏すその丘に、無数の羽虫が飛び交っていた。

 その大きさは手の平大で、六対の翅と蛇腹状の腹、そして大きな顎と八つの瞳を有している。


 魔王虫と呼ばれるその特殊な虫自体には然程害は無い。

 魔王の身体から生み出される魔王虫は食事を必要とせず、時間経過で自然消滅するからだ。


 丘にはわんわんと煩い翅音が飛び交うばかりで他に動く者はいない。

 無数のゴブリン族は魔王と接敵してすらいない。

 そもそも、彼等の仕事は魔王を倒す事では無い。

 魔王を押し留める事だ。


 心の壊れた魔乱隊員でも魔王は直視出来ない。

 知能の低い決死階級のゴブリン族ですら、魔王虫の行動圏内では数分ともたない。

 魔王虫自体には然程害は無いが、魔王虫が存在する場所で大抵の者は死ぬと言うだけの話だ。


 その様な死地で辛うじて活動する事が可能な者が二人、丘に辿り着く。

 対魔王攪乱部隊。通称魔乱隊。

 エリクサーの頸動脈注射を施されて尚正気を保てる者のみが登用されるその部隊は、皆その心の有り方が壊されている。

 ゴブリンを模した仮面で表情を隠し、ゆったりとしたケープでその身体を隠す。

 仮面の下に恐怖を押し込め、ケープの中に怯えを隠した二人もまた、魔王を倒す事を目的としていない。


「幻想強度が負に振り切れている。今日の魔王はダウナー系か……僥倖だな」


 魔乱隊の一人が首から下げたマジックアイテムを確認して呟く。

 その呟きには応えず、もう一人の魔乱隊はポンプを首筋に突き立てた。

 シリンダーがゆっくりと押し込まれ、充填されていた上級ポーションがその身体を一気に駆け巡った。


 通常であれば意識を保てない衝撃に襲われても、魔乱隊員は揺るがない。

 エリクサーのそれに比べれば格段に弱いからだ。


「魂魄濃度が1.1を割っているが、ぎりぎりだな」


 魔乱隊が所持するマジックアイテムは二つの事象を測定する。

 一つは幻想強度。

 これは魔王が無自覚に垂れ流す魔力の質を示す。

 負の性質を帯びた魔力は触れた物をより強く害する一方で、この状態の魔王はあまり活動的では無い。


 もう一つは魂魄濃度。

 これは周囲で死亡した存在から放たれた魔力の濃度だ。

 魔力の多い者程、そして死の直後程周囲で観測される数値が低くなる。

 そして、この数値が1.1を割っている場所でない限り、エリクサーは精製する事が出来ない。


「今の魔王はどんなに高品質なエリクサーでも満足はしないんだ。とりあえず作成を始める」


 魔乱隊の役目は魔王を押し留める事。

 それは死地でのエリクサー作成と、それを魔王に拾得させる事で成し遂げられる。







☆ゴブリンの王


――教会の掲示板に貼られた張り紙――


 求む! 戦士の母!


 聖なる光の下に清く正しく。

 魔王の蛮行著しい昨今も、我々の営みを主は案じておられる。

 戦況は苛烈ながらも、主の許しを得た子は奮闘し、聖騎士は魔を払われる。

 信徒の献身は魔を抑え、必ずや我等に安息を齎すであろう。


 信徒より齎された糧は前線で奮闘する騎士の胃を満たす。

 信徒より齎された言葉は前線で奮闘する騎士の心を満たす。

 そして、信徒より齎された子は魔をその地に押し留める。


 今一度、多くの戦士を齎す母を教会は求めている。

 汚れた子鬼を浄化し、許された子鬼の戦士を生む母を求めている。


 誇り高き志願者を教会は常に求めている。






 グルゲギギルゲルグはゴブリンの王である。

 金色の王冠を被り、紫のローブを羽織り、捻じれた杖を持つ。


 御年150歳。

 過去の歴史において老衰で死亡したゴブリンは確認されていないため、グルゲギギルゲルグが後どれだけ生きるのかは誰にも予想がつかない。

 だが、残された時間がそれ程多くは無い事は本人が一番良く分かっている。


 歯は何本か抜け落ち、皮膚は乾燥した樹皮の如く、五感は衰え最早武勇を示す事は叶わない。


 そのためグルゲギギルゲルグは戦場に赴く事はせず、王城の一室で静かに瞑想していた。


 その部屋に聖騎士が三人、儀礼用の剣を帯びて入って来る。

 彼等は予定されていた来客だ。


「グルゲギギルゲルグ王、お体の加減はいかがですかな?」


 グルゲギギルゲルグの体調を慮るのは聖教騎士団長。

 眉目秀麗な偉丈夫である。


 グルゲギギルゲルグは右目の瞼を持ち上げ、騎士団長を見る。

 もっとも、衰えた視力ではぼんやりと姿を確認する事しか出来なかったが。


「戦況は?」


 グルゲギギルゲルグは騎士団長の言葉を無視する形で、幾度と無く発した言葉を繰り返す。


 グルゲギギルゲルグは人間を含む多くの種族から認められる王の中の王であり、それに相応しい人格を有している。

 しかしそれ以上に、優れた指揮官でもある。


 騎士団長もその後ろに控える二人の騎士も、グルゲギギルゲルグの言動に不快感を示す事無く、戦況の報告を始める。


「昨日の明け方に第七方面で決死階級のゴブリン族が魔王の領域に浸食され全滅した模様です。魔乱隊が魔王虫とゴブリン族の死体を発見し、エリクサーの精製に成功。エリクサーの品質に関しては現在分析中ですが、作成した魔乱隊員の所感ではEランクかFランクとの事」

「……もって半月か」


 騎士団長の報告に、グルゲギギルゲルグが苦々しい声で感想を漏らす。

 騎士団長もまた、グルゲギギルゲルグの感想に苦々しい顔で頷いた。


「補充は?」


 近頃のグルゲギギルゲルグの発言は非常に端的である。

 それは体調の悪さと老い先の短さを暗示しており、そこから来る焦りの表れでもあった。


 そんな端的な質問に答えたのは騎士団長の右後ろに控えていた騎士である。


「数の面で言えば辛うじて。今月に殉死したゴブリン族はこれで七十五名です。来月の補充予定数は百十二名ですので、総数だけ見れば増えています。しかし、エルフやハイヒューマンを母体としたゴブリン族の比率は僅かながらも減少を続けており、ハイゴブリンの個体数減少と相まってエリクサーの品質低下は避けられない物とみられております」


 グルゲギギルゲルグは騎士の報告を黙して聞き届け、ゆっくりと両目を開いた。

 やや白濁したその双眸はそれもなお強い輝きを放つ。


「前線を、少し下げよ」


 現在の戦力、予備戦力、繁殖予想量、それらの質、魔王の動向、様々な状況を加味した上で、王の中の王は選択を下す。

 聖教騎士団長はただ頭を垂れる。聖騎士が教皇以外で頭を垂れるのはこのグルゲギギルゲルグだけだ。


「恐らく、次は活動的だ」


 グルゲギギルゲルグは頭を垂れる騎士達に、判断基準を端的に伝える。

 その予想はこれまで大きく外れた事は無い。


「王より賜った戦力、必ずや同盟の為に」


 騎士団長が恭しく礼を示し、グルゲギギルゲルグの指示を全うするために背を向け部屋を後にしようとする。

 その背中に、グルゲギギルゲルグは端的な言葉を投げた。


「余の先は長く無い。心遣いは、感謝しよう」


 今日もっとも長い言葉に、騎士団長が驚きの顔で振り向くと、グルゲギギルゲルグは両目を閉じて瞑想に入っていた。


 騎士団長は再度礼を示すと、静かに前線へと戻って行った。






☆植物の統率者


――王立植物研究所の第七次中間報告書より一部抜粋――


 次に、前線より採取された新たなドライアドの物とされる根を水のみで培養した結果である。

 図4で示す通り、これらの根は通常のドライアドの根には無い瘤が生成される事が判明した。

 この瘤を切開し、芋の乾燥粉末溶液に浸して培養した結果が図5である。

 この様に新たなドライアドの根にはマタンゴが共生している事が判明した。

 この事から新たなドライアドはドライアドの亜種と言うよりはマタンゴとドライアドが植物的融合を果たした存在であると推測される。

 そしてこれが、魔王に対する鎮静作用を生み出す要因であると仮説が立てられる。

 次に示すのがこのマタンゴが発する胞子の特性である。

 胞子は強い麻痺作用を持ち、誤ってこれに暴露された研究員は即座に昏倒し、一時間後に死亡が確認された。





 灰色に見える頭髪は白髪の混じった黒髪。

 ぎょろぎょろと動く双眸は焦点が定まらず、濃い隈がより異様な雰囲気を醸し出す。

 薄い唇からはぶつぶつと呪詛の如き妄言が撒き散らされ、顔面蒼白で肌は荒れている。


 魔王は両腕を掻き毟りながら、ゴブリン族の死体の中をふらふらと歩く。

 目当ては魔乱隊が残すエリクサーか、上級ポーション。


 今回もそれはゴブリン族の死体の中に置かれていた。


 ワームの膀胱を加工して造られたポーション袋を震える右手で掴み、左手は懐から使い込まれたポンプを取り出す。


 魔王がこの世界に召喚された時に持っていたポンプは既に無い。

 これは魔王がまだ勇者と呼ばれていた頃に、魔獣の素材から再現した品である。


 キラービーの卵管を利用した針がポーション袋へと突き刺さる。

 ユニコーンの角二本を加工して造られたシリンダーが、エリクサーを吸い上げた。

 ポーション袋から針が抜かれ、虹色に輝くエリクサーが数滴針先から滴った。


 震える左腕を持ち上げ針を首筋に。

 魔王の呼吸は荒く、その双眸に僅かな歓喜と焦燥がちらちらと見え隠れする。


 針は頸動脈へ的確に突き刺さり、シリンダーが押し込まれた。

 エリクサーは魔王の血液に混ざって脳へ向かって駆け上り、効能を発揮する。


 魔王の脳内でエリクサーの痛み止め成分が多幸感を誘導し、恒常的な不安感を強く塗り潰す。

 この多幸感は通常であれば数日間は続き、3割程の確立で重篤な脳機能障害が残る。

 しかし、魔王には気休め程度にしかならない。


 それでも、例え気休め程度でも、魔王の破壊衝動は一時的に減退する。


 魔王にエリクサーを使わせる事でその暴走を食い止める。

 それが魔乱隊の使命の一つである。


 魔王は口の端から涎を垂れ流し、焦点の定まらない瞳を見開いて、恍惚の呻きを漏らす。


 その皮膚を無数の虫が食い破って頭を出す。

 魔王虫だ。


 魔王虫は魔王の妄想をその強い魔力が具現化した一種の魔法生物である。

 魔王虫は魔王の身体から這い出ると脱皮し、翅を生やす。

 わんわんと翅音を立てながら、無数の魔王虫が砂煙の様に飛ぶ。


 その中心で魔王は放心状態で地面に寝転がり、だらしない笑みを浮かべた。

 魔王の魔力に浸食され、周辺の生物はほぼ死に絶える。


 しかし、その影響を受け難い種も存在する。

 植物と菌類がその代表例である。


 ぱん。ぽん。ぽむ。


 どこか気の抜けた破裂音が、翅音に紛れて何度か発生した。

 魔王はその音を気に留める事無く、意味の無い単語の羅列を垂れ流し続ける。

 辺り一面に転がるゴブリン族の死体に、極彩色の茸が生えている事にも気付かない。


 破裂音はそれらの茸が破裂する音だ。

 茸は破裂するのと同時に無数の胞子を撒き散らす。

 風の無い丘にゆっくりと胞子の霧が広がって行く。

 広がった胞子が地面に茸を生やし、その茸が破裂して胞子を撒き散らす。


 そうして濃くなった胞子の霧の中で、魔王は大きく息を吸った。


 立ち込める胞子は人間が吸えば即座に昏倒、大抵の場合はそのまま死ぬ。

 胞子は大抵の動物の神経系に干渉し、強い麻痺を引き起こす。


 しかし、薬物耐性のギフトスキルを持つ魔王にとってはほろ酔い程度の影響でしかない。


 呻く魔王を、突如茂る蔦が縛り上げる。

 蔦には鋭い棘が生えていて、魔王の皮膚を突き破った。


 棘から分泌される植物毒が、魔王の皮下へと浸透する。

 マタンゴの胞子と同等強度の鎮静作用を持つその植物毒もまた、魔王には強い効果を望めない。


 しかし、これで魔王は三種の薬物の影響下に置かれる事となる。


 エリクサーと胞子と植物毒である。


 個々は小さな作用であるものの、その三種の複合効果によって魔王は強い鎮静状態へと移行する。


 脈拍は遅くなり、呼吸は長く緩慢となる。

 一方で体温は若干上昇し、僅かながらの発汗が見受けられた。


 召喚前と召喚後に摂取した多種多様な薬物の後遺症で自発的な睡眠を得られない魔王に、僅かな安息の時間が訪れる。

 動かなくなった魔王を、絡み付いた蔦が根に引渡し、地中へと引きずり込んだ。


 魔王を低酸素状態に置く事で効果の持続時間を少しでも長引かせるためである。


 一連の仕事を遠隔で成し遂げたドライアドは、森の片隅でほうと息を吐いた。


 長い緑色の髪が地面に広がり、緑褐色の肌は降り注ぐ陽光を吸って鈍く輝いていた。

 艶めかしい曲線を持つ人の顔と上半身は、下部に向かう程皺を帯びた樹皮状へと変遷し、足は無く根が地面を覆う様に広がっていた。

 根には所々に瘤が存在し、時折マタンゴが出入りする。


 何も考えていないマタンゴの様子を眺めていたドライアドは、根から感じる勇者の状態に眉根を寄せた。


 ドライアドの身体から発散される香りによってその指揮を受けるマタンゴだが、同様の関係にあるマンドラゴラとは異なり知性はほとんど無い。

 故に、ドライアドと知的な意思疎通が可能なのはマンドラゴラくらいのものである。


 地中の魔王の口には、乾燥したマンドラゴラの粉末を水に溶いた物が流し込まれている。

 弛緩した魔王の喉はこれに抵抗を示さず、肺に胃にと流れ込む。


 それでも魔王は死なない。


 魔王の持つギフトスキルは二つ。


 薬物耐性と不死である。


 この二つは魔王を排除する上で大きな障害となっている。

 幸いにも不死は不老不死とは異なる。

 老衰までは防げないのだ。


 だからこその魔乱隊でありゴブリン族の決死階級である。

 魔王が老衰で息絶えるまで、文字通り必死の遅延工作を続けているのだ。


 この遅延工作の根幹を成すのは四つの勢力。

 かつて勇者を召喚した帝国を滅ぼした、神聖教と王国を中核としたヒューマン連合。

 有史上最も偉大なるゴブリンロード、グルゲギギルゲルグが統率するゴブリン族。

 精霊の加護を受け高い魔力量を誇るエルフ族。

 そして、植物の統率者たる新たな時代のドライアド。


 ドライアドはマンドラゴラと香りによる意見交換で懸念を再確認する。

 それは言葉とは異なり、曖昧でありながら複雑なやりとりであったが、強引に言語化するのであればこうなる。


――魔王の耐性がまた上がっている――

――同じ手法で抑えられるのは後何回か?――

――おそらくこれは抽出や濃縮で対処できる限界を超える――


 ドライアドはちりちりとした焦燥感をマンドラゴラと共有し、四苦八苦しながらそれを抽象的な絵に起こした。

 連絡用にとヒューマンから渡されている羊皮紙には、縋る様な他力本願が描かれていた。


 ドライアドもマンドラゴラも、本来は種族的に楽天的で刹那的である。

 故に研究や開発と言った思考は苦手としている。


 絵は樹皮に巻かれて保護され、根によって地中を通って届けられる。


 行き先は聖魔薬学園。


 魔王がかつて勇者と呼ばれていた時、異世界から持ち込まれた薬学なる叡智を学び深めるための学園。

 身分差無く優秀な人材を掻き集めるその学園に、世界の危機へ対抗する次の一手が求められた。






――聖魔薬学園公式教本、魔王の薬学定理より一部抜粋――


 本書を読む者であれば重々承知であると思うが、この道は誰からも賞賛されない。

 侮蔑され、忌避され、しかし感謝されず、それでいて誰かが通らなければならない道だ。

 勇者が厄災と化し、数多の犠牲が積み上げられた。

 その一方で勇者の伝えた薬学は数多の人を救った。

 その教えは今でも数多の人を救い続け、勇者は今尚数多の命を奪い続けている。

 我々はその正とも負ともつかない循環を、途絶えさせない為に存在しているのだ。

人間牧場ならぬゴブリン牧場爆誕。

状況的には薄い本なのにグルゲギギルゲルグが人格者なのでクリーンな施設です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 召喚勇者の弊害がとてもユニークでしたね…… 老衰死ありはほんとに救いですね 個人的には電極を報酬系にブッ刺して刺激し続けたら薬いらなくなるかどうかを試してみたいです……
[一言] とてもおもしろい話でした ただ日本よりアメリカで受けそうな話ですね いっそ脚本化してハリウッドに売り込めばとすら思います では次回作を楽しみにしています
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