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静を思考する

作者: 円斗


 時は難しい。


 動は早すぎる。


 刻一刻と変化する物に、者に、時代に、僕はついていけない。


 時は止まらぬ不明瞭、動はまだ見ぬ不安定。


 そんな不可視に、不可知に、不可解に、僕はついていけない。


 だから僕は、静を思考する。


 静はどれだけ難しくても、それを考える猶予がある。


 置いて行かれることはなく、静は僕を待っていてくれる。


 されども静には声があり、正があり、生がある。


 だから僕は、静を思考する。


 そこに僕の、世があるから。


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