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始まりの前。1

 

 現在、私は禍々しいとか、おどろおどろしいとか、がピッタリな空間にいます。

 点在する青白い炎の明かりがより雰囲気を際立たせてますね。

 邪神とか魔神とか悪魔でも召喚してます! てな感じ。


 というか()()()()()なんでしょうがね。

 多分目の前にいる厳かな衣服に身を包んだこの中年男性が首謀者なんですかね?

 なんか、お芝居みたいに身振り手振りで私に向かって難しい言葉で語り掛けてますが、簡単に言えばいいのに。「召喚したんだから、力をくれ」って。


 なんで聞いてもない事や遠回りな言い方するんでしょうかね。


 ……めんどくさい。



 ああ、すいません申し遅れました。


 私、この度『邪神』として異世界に降臨することになった元人間です。


 まさか人生が終わったら『邪神』生が始まるとは思いもしませんでしたよ。

 いやいや人生何が起こるかわからないと言った感じでしょうか。

 死ぬ前もそんな感じでしたしね。


 まさか横断歩道を歩いていたら車に突っ込まれるとは……よそ見運転は絶対にダメですよ? みなさん。


 その時の事と私がここに至るまでの事を少しお話ししましょう。

 ごちゃごちゃ言ってるこのおっさんの話よりはましだと思うのでね。



 では早速――そう、あれはよく晴れただいたい十四時過ぎぐらいの出来事でした。



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