86 みんなには内緒……
久しぶりのキャラせってーと前書きですね。今回は近藤さんのせってーです。フルネームは「近藤命」 読み方は「コンドウミコト」 性別は女 得意科目は歴史 苦手科目は数学 能力は万物変換(あらゆるものをあらゆるものへと変えられるが質量保存の法則には則る) 長所は並大抵なことじゃびびらない 短所は考えが浅いこと 特徴(詳細設定)は家が神社で霊感あり。たまに幽霊と遊んだりもしてる。数学が苦手なため賽銭の勘定はできず、常に巫女さんをすることになっている。能力が強すぎるため使いたくないらしく、よっぽどのことがないと使わない。少し抜けている部分もあるが天然まではいかない。ちなみに召喚獣の扱いは上司との噂。 とのことです。せってーで質問がありましたらどうぞカキコしてくださいな。
「真似するんじゃないわよ!」
「そっちこそ!」
…………気まずい。
「「ねぇ……」」
…………。
「あ、あんたから言いなさいよ……」
「いや……真樹から言ってよ……」
…………。
「じゃあ、2人の邪魔になりそうなのでここから出ましょうか」
優稀さん、いきなり何て提案を!?
「それがいいよね」
「賛成……」
「では盗み聞きとかしないから皆さんが来るまでまだまだ時間もあるのでお2人でごゆっくり〜」
バタン
えぇ!ちょっと待ってよ!!
「ねぇ有希……」
「な、なに?」
「あ、あの……」
「まさか、ホントに僕のこと好き……だったり?」
「……そ、そんなわけ」
むぅ〜、さっきから何か感じるんだが……。何だろうか。もしかしたら……
-真樹、誰か覗いてたりしてない?-
-えっ……嘘!?…………確かに微妙に戸が開いてるわね-
-じゃあそっちお願い。僕は障壁の準備をするからさ-
-わかったわ-
ガラッ
「あら、しいちゃんだったの。覗きは良くないわよ」
「観察……」
「はいはい。じゃあ、優稀、近藤さん、よろしく〜」
「えっ?……」
ガシッ
「ダメですよ、東雲さん」
「あとは任せて頂戴な」
「よろしく〜」
「え……あれ……」
どうやら犯人は愛のだったらしい。
「有希、いいわよ」
準備ができたようなので障壁を張る。これで、見えないし聞こえない。
「で、どうなの?」
真樹に再三聞く。
「……言わないとダメ?」
真樹が珍しくしおらしかった。
「ダメ。っていうか、あの時の真意を聞かせてもらうって言ったよね?」
「そんなこと忘れてたわよ!」
かかった!僕は明確にいつかは言ってない。それをここで出すということは関連があることになる。でも待てよ……そうすると真樹は僕のことが
「好き」という結論しか出てこない。しかも恋愛対象として。
「有希、顔が赤いわよ?」
「真樹も赤いけど?」
…………。
「真樹、……僕のこと好きなんでしょ?」
もう、めんどくさいから直接聞こう。
「そ、そんなわけ……」
「じゃあいい」
少し冷たく突き放す。好意を持ってれば反応は……
「ゆ、有希!」
となる。分かりやすいな、真樹は。
「じゃあ、もう一度聞くよ?僕のこと……」
「嫌いじゃないわ……。で、でも好きでもな……、いや……好き」
やっと言ったか……。
「あんた、私に対して責任とりなさいよ」
「ごめん、無理かも……」
「な、何言ってんのよ。せっかく人が素直に言ってあげたのに!」
ガサッ
「ゆ、有希、誰かいるわよ……」
実は
「かかった!」って思った時に一人入っちゃったんだよな、つい油断して。
「ごめん真樹。入れちゃった」
そう言って侵入者を指差す。
「えっ、優稀……」
優稀さんが入っちゃったらしい。