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63 再三、法律は守りましょう……

こうして何故か集まるのだった。今年はいろいろとあったな〜。能力が判明したり、魔法が使えるようになったり、クラスメイト住まわせたり。

「有希、テレビ見ていい?」

「うん、いいよ」

「許可はいらないのに……」

そんなこんなしてる間に

「お風呂……」

「もうそんな時間?有希、一緒に入る?」

「遠慮しておくよ。後でのんびり1人で入りたいし」

やることもあるし。

「じゃあ、しいちゃん入ろ!」

「わかった……」

さて、2人が入浴してる間に晩御飯を並べることにしよう。

数分後……。

「今日もいいお湯だった……」

「有希、次入る?」

「先に晩御飯だよ」

僕の力作だ。

「ゆ、有希が作ったの?」

「そうだけど?」

量は規模の小さいバイキング並に作ったから驚くのも無理はない。昨日(今日?)徹夜したかいがあった。

「誰がこんなに食べるの?」

「作り貯めだよ。正月ってなんかやる気しないじゃん」

「私が作るのに……」

そうして、晩御飯が始まった。

「ぼ、僕、年越蕎麦作らなきゃ」

「い〜じゃらいろよ」

「作ってあるはず……」

まさかここまでとは。数年置いておいたぶどうジュースを出したらまさか発酵してたとは誰も予想できまい。そして2人とも酒に弱いとは……。しいちゃんは見た目は大丈夫そうだけど魔法で精製して飲んでるあたり、ダメだな。

「だ、大丈夫?」

「有希も飲みなはいよ〜」

・・・。僕は酒に強いからいいけどさ……。

「真樹、ぶどう酒なの分かってる?」

「いいらないそんなこと」

「同感……」

こいつらダメだ。僕も飲んでるけどアルコールを魔法で除去してるから問題ない。

「あなたは卑怯……。アルコールをとばしてる……」

「悪い?」

「あなたに魔法使用を制限する魔法をかける……。使おうとすると長引く仕組み……」

………………………。

……僕は悪くない。本当に魔法使えなくなるし、飲まされるし。

「有希、もっと飲みなはいよ〜」

「だ、大丈夫、真樹?」

「有希こそ大丈夫?顔真っ赤らよ〜」

呂律がまわってない奴に言われたくない。

いつの間にか年が明けたので

「蕎麦取ってくるね」

「もうそんな時間?」

「いつのまに……」

蕎麦を取ると言い、逃げ(るように居間から出)ようとした。

「有希……どこ行くの?」

「当然、台所だけど?」

「私も行く……」

「しいちゃんは?」


ぶどうジュースの酒化は友人に実際あったことなのです!賞味期限が〇年前だったとか……(笑)

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