52 朝なんてこんなもの……
これを書く際、「いっぱい書く」→「滞ったらUPする」or「一段落ついたらUPする」→「また書き始める」の繰り返しなので長い間更新されない場合はバリバリ作ってます。
〜翌朝の早朝〜
朝ご飯は昨日の残り(しょうがないけど)だ。少し味を直したりするために早く起きた。
「おはよう……」
しいちゃん起きるの早いな〜。目を擦ってるあたりが寝起きって感じだ。
「なんでパジャマのまま?」
「着替えが面倒……」
ふわぁ、とあくびしてこたつに電源を入れ、潜って寝る。じゃあ布団で寝てろよ。
「魔力の回復……」
次に起きたのは……
「おっはよ〜っ!よく眠れたよ〜」
つかさちゃんだ。眠れたと思うよ、しいちゃんが安眠の魔法かけたし。
「愛が寝てる〜」
だからって一緒に寝るかよ……。
……………さて、朝ご飯出来たし起こしに行くか。
まずは……こたつにいる女2人だな。
「おきろ〜」
「「……」」
強行手段に出よう……。目覚めの魔法を使えば……、
「おはようございます、ユキちゃん」
優稀さんが起きてきた。中断、任せよう。
「真樹は?」
「まだ寝てますよ」
「じゃあ私、真樹を起こしてくるからこの2人起こしてくれる?朝ご飯出来たし」
「わかりました。真樹ちゃん寝相悪いから注意してくださいね」
…………本当だ。でもどれだけ悪かったらこんな風になるんだろう?……寝相悪くても下着姿になりかけ、っていうのはないって……。まぁ直してあげよう。
「……うるさい〜」
寝ぼけて蹴ってきたよ。こうなったら…………………………。
「あ〜よく寝た〜。おはよユキ」
「おはよ〜。寝癖すごいよ〜?」
「えっ……?」
彼女の髪は登頂部だけアンテナのように立っていた。
「魔法で直してよ。恥ずかしいじゃないの」
自分で直せ!
「真樹を起こすのに骨を折る程疲れたんだから……」
苦労したというわけではなく、本当に折れた。まぁ小指だけど(あとで魔法で治したが痛かった)。
真樹は変に力があるから最後には金縛りをかけて起こした。これくらいのことなら某RPGの『ルーラ』(MP消費1)と同じ感じで消費が少ないからいいけど……、昨日の夜遅くにあることをして大量に消費したから、まだ回復しきってない。
「真樹、みんなもう起きてるよ」
「えぇ!早く言いなさいよ」
居間へ跳ぶように走っていった。寝癖直してない……。
次は……
「中島、おはよう」
佐藤は起きてた。
「大谷は?」
「見ればわかる……」
寝てた。どうやって起こそうか考えてると
ゴスッ
「おは……よ……(バタッ)」
目覚めたけど倒れたぞ、佐藤。
「ほっとけ」
大谷を心配しつつ2人で居間へ向かった。
大丈夫かな……。