表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/187

37 異性の家は居づらい……

「有希は来てるな」

佐藤だ。

「ゆうちゃんいたの〜?」

んっ?

「途中、まあ……会ってしまった」

「いいよ、あがって」

そして東城さんの用意したあるものを着ていた僕は予想通り

「何着てるの?」

と言われた。彼らは別に僕が何を着てるか分からないのではない。ただ、僕の着てる物があまりにも場違いだからだ。その服装といえばこの言葉……

「おかえりなさ……」

「いや……いらっしゃいませだろ」

口に出して1秒で突っ込まれた……佐藤に。

「ここあたしの家だから……」

……………、そう何故かメイド服を着せられたのだ。このような恰好(つまり女装)させられる時は顔以外変えている。つまり女装の様に見えるが女装ではない。でもそのことは東城さんと佐藤しか知らない。言いづらいが胸も本物だが島田さんたちはパットだと思っている……と思う。

「ゆうちゃん可愛いぃ〜」

やはり抱き着いてきた。それを引きはがしなが……ら…………、やばい!腕力も多少落ちてるから引きはがせない!

「あれ〜?抵抗してこないぞ〜」

できません。

「じゃあ、ぎゅ〜……っと……?」

「どうしたの?キョンちゃん」

「アキ、なんかゆうちゃん小さくなったみた〜い」

「そんなわけないでしょ」

「アキも抱き着いてみれば分かるって〜」

なんか変な方向に展開してきた。

「遠慮しとく」

「あ〜気持ちいい〜」

猫みたいにゴロゴロしてる。

「柔らか〜……」

顔を胸に沈めてきた。

「ちょっ……離れ……」

「あ、俺、帰るわ」

佐藤、見捨てないで……。

「はにゃ!ゆうちゃんの胸あったかい」

軽く変態発言。

「そりゃそうでしょ」

「違う〜……その……膨らみが……」

やばい!

「パットだってあったまるって〜」

「そうだよキョンちゃん」

ふう、ごまかせ……

「これは本物だよっ!なんかアキに抱き着いた時みたいだもん」

なかった。っていうか日頃そんなことしてんのかい。

「それにほら!(もみもみ)」

「くすぐっ……た……やめっ……」

「確かに。神経通ってるはずないのに……」

もう隠すのは無理っぽい。

「まさか………」

恭子さんがスカートの中に潜っていった。

「ちょっと……何を……入るな……」

恭子さんが下着に手をかける。

「キョンちゃん……何してるの?」

「ゆうちゃん女の子の穿いてる〜」

「そうなの?」

「ちょっ……恭子さん!」

「脱がせちゃえ〜」

それはさすがにやばいので追い出す。

「わわっ!わぁ〜……ゆうちゃん顔が真っ赤っかだ〜。かわいいな〜」

「そ、そんなわけないでしょ!」

否定したけどダメだ。たぶんもうばれた。


さあ、どうなるか……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ