表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/187

31 もう、やだ(泣)……

いきなりユキに変えられた。そこまではよかった。しかし、戻れない。

「最初からこーしとけばよかったぜ」

そう言って、ぼ……私の腕を指差す。腕輪だ。

「……かわいい」

「ふざけないでよっ!今すぐ戻ってやる!」

「どうやって外すの?」

「あっ……。た、田中さん!」

「は、はい!…………(ドン)はわぁ!」

田中さんが取り押さえられた。こうなったら……

「壊す!」

「優稀ぃ〜、トイレどこ?」

「あっ、そこの角です」

なんか嫌な感じが……。東城さんが鞄の中からちっこいポーチを取り出した。中身はわからない。

「来なさい……」

「や、やだ!……(ズリズリ)やだぁぁぁぁ」

バタン

「えっ?ちょっ……やめっ」

「ださないよ〜☆」

ガチャ

「ふぇ……いやっ、ちょっ……そこはやめっ」

「じゃあ、戻るのを諦めな」

「や、やだっ……それは、やっ……」

「へぇー、じゃあこれはどうかな?」

「いっ……あっ……」

〜しばらくお待ちください〜

「ふぁ……やっ……」

「なんかムカついてくるな、こいつあたしより……」

「ひぁ……そこはぁ〜」

〜もうしばらくお待ちください〜

「分かったから……ひぁ、やめて……」

「じゃあ……もーちょっと…………」

たすけてぇぇぇぇぇぇ。

………………………………

ガチャ

「あ〜楽しかった」

「……あぅ〜」

もう逆らうまい。逆らったら……死ぬ、たぶん。あとで有希になったら仕返ししてやる。……そうやって復讐の炎を静かに燃やしてると、

「お前ら、なにしてたんだ?」

佐藤、聞かないで……。

「それはちょっと言えねーな」

「くれぐれも学校では内密に……」

「話を戻しましょう。真樹ちゃんは……テディベアが好きかもしれません、熊が多かったので……」

「気持ちが込もってればなんでもいいだろ」

「さすがに極端に変なものは本城じゃなくとも嫌がると思うが……」

「……可愛いものにしよう」

そんなこんなで……

「ではリラックマで……」

「……なら持ってる」

「「「「なんで!?」」」」

「……クレーンゲーム」

そう言ってケータイを取り出し、写真を見せてきた。ぬいぐるみやフィギュアなどで埋まっている部屋の写真だ。

「すごい……ですね」

「未開封のいらないのあるの?」

「……リラックマは567個中15だけ」

全部でいくつあるんだろう……。


東城さんが何をしたか気になります……。そろそろキャラ紹介をいれたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ