表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/187

24 成功を祝って乾杯したけど……

登場人物は全て架空の人物ですがモデルは友達や小説からです。漫画からはとってません。

「なんでさ?」

「と、とりあえず理由は後で聞くことをお願いします」

「やだ」

「ユキちゃんのこと言わないでください!」

田中さんが叫んだ。珍しい……。…………………って私がなんの能力を使ってるってことを知ってるような言い方しちゃったよ。実際使ってるけど。やばい……。

「文化祭の終わったら打ち上げの時に俺のところに来い。田中にお前、えっと……中島だっけ?あと本城」

マジでやばい。

………………………………

その後、何事もなく打ち上げに…………………、対策考え忘れた!

「で、なんか話があるわけ?」

「どうしたんですか?佐藤くん」

「わ、私のこ(ムグッ)……」

「何か隠してるだろ。中島について」

「「ナ、ナニモカクシテナンカ」」

「ナイワヨ」

「ナイデスヨ」

正直この2人には少し失望した。

「田中、本城……」

「?」

「……バレバレだ」

「ぜ、絶対話しません」

「そうよ。しないわ」

「まあ、落ち着け。とりあえずこれでも飲んでからだ。のどが渇いただろ」

「えっ、じゃあ」

「と、とりあえず貰うわ」

ぷしゅっ

ゴクゴク

「「ぷはー」」

「これ、おいしいれすれ〜」

「そ、そうね〜。なんだかふわ〜としてきて」

2人の様子が変だ。なんか顔がほてってる。田中さんは呂律がまわってないし……。

カラン

んっ?

「フルーツカクテル20」

「酒じゃん!まさか……」

「さあ2人ともこいつは誰だか知りたいんだが」

酒を盛ったな!!

「知らないんれすか?そ(ムグッ)……」

「む、無駄よ。飲んだ瞬間に酒らって分かったんらかられ!れったいりおひえないわ!」

せっかくのかっこいい台詞が台なしだ。

「そうかなら本人に……」

「ちょっ……」

ガシッ

「い、いやっ!や、何する気よっ」

「……酒を盛る」

口の中になにかが入ってきた。

ゴクン

「な、なにをしたんでふか」

あれ?おかしい、なんだかぽ〜っとしてきた。なんだかふわ〜って……

「一杯盛られた!」

畜生。これじゃあ余計体に力がはいらないから抵抗ができない!

「お前は誰なんだ?」

「っ…………」

絶対に……こたえ……る……もん…か…

でも……もう…………ダメ……

……そ…う………だ………………

「キャー!助けてください!ち、痴漢ですーっ!変態ーっ!」

すまん……………さ…と……う………

…………………………………………

「い、いや俺はなんもしてないって」

「じゃあなんで倒れてるんだ?」

「そ、それは……」

…………………………………


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ