23 遂に終わった……
今回は東城さんのせってーです。フルネームは「東城つかさ」 読み方は「トウジョウツカサ」そのままですよ 性別は女 得意科目は数学 苦手科目は家庭科(1人暮らしなのに) 能力は……直にだすのでネタバレ防止ということで 長所は状況把握が異常に速く、勘が鋭いこと 短所はがさつで片付けもできないことと少しお酒に弱いこと(後ほどこの意味が分かると思います) 特徴(詳細設定)は1人暮らしなのに家事ができません。一応、有希とは仲がいいがどれほどかは不明です。面倒なことが大嫌いで怠け者だけど何故か太りません(おそらく食事も面倒だと言うのでは……)。かなりのコスプレ好きでそういうのを作る時は達人レベルで管理もしっかりしてたりです(稀に散らかる)。ちなみに主人公のことをゆーちん(ユーちゃん)と呼んでます。い〇ご〇〇〇%のあいつがモデルではありません、絶対。
「この指輪の説明をだよっ!」
本城さんがめんどくさそうに説明する。
「二人の同調率に比例して強くなるのよ。1割なら二人分の合計だけ、2割なら合計の2倍みたいにね」
「?」
「簡単に言うと気が合うほど強くなるの。ああ、あと互いの特殊能力も使えるのよ。あんたも衝撃波飛ばせるわよ」
便利だ。
「お話しは済みましたか?いくですよ!その腕輪の怖さを知らずにやられるですよっ!」
「知ってるわよ。だから早めにつぶすの」
《早くしてください》
「るっせぇぇ!黙っとけ」
これ(↑)が本性なのか?
「加速、解放!!ツブス」
二つの腕輪が光り、そして、残像も残らない速さ?で一閃されるはずだった。が互いに腕輪を使い、避け、反撃をした。
「んなもん効くかよ!」
弾かれた。
「これならどう?」
突きだ。これだとさすがに針が飛んでくるようなものだから無理だろう。私も加勢して、
「ありがとっ」
おおっ!本城さんの口からお礼が!!
「私だって……お礼くらい…………言うに決まってるじゃないっ!!そ、それよりあれ見てっ」
もう少しで針のような衝撃波(?)が当たりそうだ。
「「いけーっ!」」
あっ、声が揃った。
「らあっ!……………っ」
掻き消された!?
《田中、本城、中島の勝ちです》
なにを言ってるんだこいつ?おもむろに能力値を見てみる。
佐藤優
体力:0/35689
本城真樹&中島ユキ&田中優稀
攻撃力:71220&71220&4000
「………っ!」
もう一回見てみる。
本城真樹&中島ユキ&田中優稀
攻撃力:7122&7122&4000
きのせいか。
「くっ……まさか………それなら確かに……いい方法ですぅ」
「あ、当たり前よっ……まぁ少し計算外だったけど」
「何があったの?」
「ん…………勝った……のですか」
田中さんが気がついた。
「はあっ……まさかこうなるとは思わなかったけどね」
「あのっなにが……」
「なにがあったのさ!」
「二人は仲良しですぅ。だから……」
「そ、そんな訳……な……あるわよ」
「そうだったんですか?」
「まあ、田中さんと同じで親友?ってとこかな」
「し、親友だなんて……」
「私たちのことそんなふうに思ってたんですね」
せっせとタダ券を配りながら
「女子どうしってそんなもんだろ」
佐藤が言った。
「?まさか知ら……(ムグッ)……(なにすんじゃガキども)」
「さ、佐藤何でもないわよ」
「そ、そうです!何でもないです!(そのことは秘密にしてるんです。だから言わないで)」