21 どういうこと?……
どうもです。まあ、ネタバレはしませんがいろいろと緻密に組合わさっていきます。最近登場しないキャラとかはいないと思います。「とっとと更新しろ!」などかんそーにいれて戴ければとっとと更新します。少し面倒だけど。話は先の先までできているので構いません。
本城真樹&中島ユキ&田中優稀
体力:0/10000&7290/7290&10089/10100
ザワッ
店内がざわついた。
「私に任せて」
残像が残らんばかりの速さで近づき、腕輪を光らせ一閃した。田中さんの暴走は止まったけど……
「1対1!」
勝率は……およそ0%。余程のことがない限り勝てないだろう。
「どうするの?降参する?」
「嫌です」
「ふ〜ん」
「でも……」
「なに?」
「お願いがあります」
「何して欲しいの?」
「ちびっ子に戻ってください!」
「こ…ロリ…ン」
本城さんが何か言ったが放っておこう。
「いいよ〜」
………
「ではっ!勝負ですっ!」
「優ちゃん、いくよ!」
召喚獣が突進してくる。とんでもなく速い。だけど……
「当たらないですぅ〜」
腕輪を光らせ、頑張って全て避ける。時間に比例して僕の体力も……。
「こうなったら本気でいくですっ!」
召喚獣が腕輪のついていない腕の袖をを捲くる。するともう一つの腕輪が!そんな馬鹿な!
「すぴーどあっぷですっ!」
ただでさえ速いのにさらに加速した。さらに能力は不明だがもう一つ最初から見えていた腕輪も光らせ刹那、一瞬にして一閃され……
「よ、避けられた……」
無事だった。
「酷いですっ!せいせいどーどーしょーぶするですっ!」
「当ててから言えばよろしいかと……」
敢えて挑発する。
「こ………………、ちょ……やが…て……」
「調子に乗りやがってぇー」
大変怒ってらっしゃる。ヤバイかも。
一瞬、強い光が視界を眩ませた。見ると相手が腕輪をこれ以上輝くことがないだろうと思われるくらいに光らせていた。
「これで最後ですっ!…………sいnえぇぇー」
幻聴だろうか、子音と母音がバラバラに聞こえる。大きいがかなり速い一撃が一発……。
とりあえず避けた。この能力があれば負けない気がする。
「(ガッ)もう逃げられないですよ〜〜」
押し倒された。向こうは力が強いから片手で押さえられているのに抜けられない。
「さ・よ・な・ら☆」
殺られる!
「っ!?」
咄嗟に優さんのが逃げた。その後、無数の衝撃波が頭のあったあたりをピンポイントで飛んでいった。この攻撃はまさか……
「ユキっ、あんたやっぱり私がいないとダメなのね!」
おかしい。体力はあの時0になったはず……、
本城真樹
体力:0/10000
「なんで?」