表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/187

16 人間は何かに熱くなるもの……

《開始!》

「真樹ちゃんは……、」

「本城は……、」

「任せましたよ」

「ツブスよ☆」

意見合致。あれ?後で私をたこなぐり?

「くるわよ」

「バイバイ、本城さん♪」

東城さんのがつけている腕輪が光り、召喚獣の姿がぶれた。その瞬間に本城さんのが倒れた。

「へっ?」

「いやぁぁ〜!」

「真樹!?」

返事がない。気絶しているようだ。一瞬で葬るとは危険すぎる。

「次はあんただよ」

「ごめんなさい。覚悟はいいですか?」

3人の腕輪が同時に光った。

まず、田中さんが攻めてきた。私はそれをかわす。間髪いれずに東城さんのが腕輪の力を使い猛スピードで斬りまくる。それも全部避ける。あれ?なんでそんなに避けられるんだろう?

「隙ありぃ!」

「隙ありです!」

挟み撃ちだ!さよなら優勝……………、

「そ、そんな!」

避けていた。まさか私の召喚獣の能力って……。じゃあうまく攻撃を加えれば……。

猛スピードで間髪いれずに切り掛かってくる。それを全て避け、渾身の一撃を脛に叩き込む。

「いっ……」

ふらついている間にもう一発叩き込み、戦況が変化した。私のでも渾身の一撃を叩き込めば倒せるくらいの攻撃力はある。

田中優稀&東城つかさ

体力:10100/10100&0/10100

「田中さん、覚悟!」

「は、はひゃぁ……!」

ぼーっとしてる田中さんに一撃。そして、

「これでもくらえ〜」

渾身の一撃を……、避けられる。

「(ガッ)これで必ず当たりますよね」

押さえられた!ヤバイ!

「ユキちゃんの能力は回避でしょう。だからこうすれば……、」

今度こそ優勝よ、さよなら!

「きゃっ!?」

田中さんのが軽く飛んだ。

「私を忘れてたでしょ」

どうして本城さんが攻撃できるの?倒されたはずじゃ……、

「っ!」

本城真樹&中島ユキ

体力:7/10000&6952/7290

かろうじて生きてる……。

「今度こそ真樹ちゃん………さよなら」

「危ない!真樹っ」

咄嗟に本城さんのを掴み、一緒に回避した。

「優稀!これでもくらいなさい」

そう言って衝撃波を飛ばす。

「仕方ありません……」

田中さんはなぜか避けない。諦めたのかな?その時、田中さんの召喚獣の腕輪がより強く光り……、

「本気を出します!」

衝撃波を切り捨てた。

「そんな!」

「関係ない……」

「?????」

「関係ないわ!いくわよユキ!私のを引っ張っていって!」

避けながら近づく気らしい。

「無駄ですよ」

もう少しのところで本城さんのが本当に殺られた。

「真樹!」

「隙ありです!」

ヤバイ!さすがに腕輪の力を使ってもたぶん間に合わない!さよなら優勝……。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ