15 雑魚の後には大きな壁が……
全略……しないです。田中さんはフルネームは田中優稀(←「ゆき」って読むです)で得意教科は文系理系全般だけど運動は得意ではないから体育は少しダメ。ピーマンが少し苦手(一応食べられる)。容姿端麗スタイル抜群でラブレターが1日に数十枚くるらしいけど全てシュレッダーに丁寧にかけるほど几帳面(本人はあまり悪いとは思ってない)。口調が丁寧なのは過去の年下だと思った人に話しかけた時に暴言を言われた時のトラウマ。成績はほぼ学年首席。しっかり者だけど少しドジっ娘(本編ではあまりでない)。髪は緩やかに長め。……実は設定がすごく複雑なキャラでまだまだあるけど、このこな的には本城さんの方がいいです。ではでは〜です。(なげぇな……これ……)
《では準決勝を開始します》
「「「「召喚」」」」
本城真樹&中島ユキ
体力:10000/10000&7290/7290
攻撃力:3788&3334
防御力:1248&50
素早さ:538&853
VS
山田花子&田中太郎
体力:100/100&120/120
攻撃力:4000&0
防御力:0&0
素早さ:10&1010
防御がないのにどうやって勝ち残ってきたんだろう?
《開始》
田中さんのが山田さんのをおんぶして……速っ!
「誰がベタな名前だ(怒)」
相手がキレたみたいだ。
相手の攻撃力と起動力は抜群に最高だ。ただし、一発あてれば勝つ。そして、一発当たれば負ける。短期決戦だ。
「あんたはさがってて」
「?」
「衝撃波でツブス」
そういうことか……。
「痛ぁ!痛いじゃないか!」
「向こうは私と同じ能力だから余計なこと考えたら作戦ばれるでしょ。だから、あんたは突っ立ってなさい」
酷い。かなり、傷ついた。何も全体重かけて足を踏まないでもいいじゃないか。
「本じょ……真樹!田中くんから潰そう。そうすれば……」
「分かってるわよ」
そう言って田中くんに衝撃波をあて潰した。
「ヤバッ……」
「さぁて……」
「袋だたきだね、真樹♪」
断末魔の叫びが会場にこだました。
《本城・中島ペアの勝利です》
〜教室〜
「そういえば田中さんって用事あるって言ってたのにずっとここにいない?」
「優稀、なんか隠してない?」
「用事はこれからですから。あと、2人がいない間に出かけてましたよ」
《召喚大会の決勝戦を開始しますので、AブロックとBブロックの代表は会場に集まってください》
いよいよだ。相手が気になる。
〜会場〜
《さあ、いよいよこの時がやってきました。まずはAブロック代表の本城・中島ペア!》
「相手は誰だろうね、真樹」
「あ、真樹ちゃんとユキちゃん!」
この声はまさか………
《そしてBブロック代表……、昨年の優勝ペアの田中・東城ペア!》
「中島さん?(チッ)いじめがいがねぇーぜ。優稀、こいつら強いの?」
この口調は東城さん(♀)!今年の学年首席で去年は組が同じだった。
「ここまで来てるじゃないですか」
「そうだね〜(棒読み)」
「「「「召喚」」」」
本城真樹&中島ユキ
体力:10000/10000&7290/7290
攻撃力:3788&3334
防御力:1248&50
素早さ:538&853
VS
田中優稀&東城つかさ
体力:10100/10100&10100/10100攻撃力:4000&4000
防御力:2000&2000
素早さ:1010&1010
「全部満点!?」
2人とも全能力値が最大だった。