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149 新学期になった

ここからは彼らは3年生となります。

佳奈も入学して……またいろいろな事が起きていきます。

主人公の有希は半年で様々な事柄に巻き込まれましたが……。

また、佳奈の方面から人間関係が広がるかもしれません。


では。

さて、春休みも終わり、始業式の日。

入学式は明日なので今日は佳奈とマオが留守番だ。

……………………。

校長の長話も終わり始業式は幕を閉じる。普通ならば、生徒会長の……とかありそうだが、それは入学式にするからない。

そして、入学式の準備が終わり次第、解散という状態で放課後の今に至る。

「なあ、中島。クラスがあまりにも変わってないぞ」

「まあ、変わったのは数人だからね」

僕にとって大きな変化は……

「ゆーちん、ちょっとそれ取って」

つかさがいること。

「……女子が増えて嬉しい」

それに伴って大谷がさらに何か凄い装備をしてくることだ。カメラやカメラやカメラとか。

「……約束の売上額の一部。結構儲けた。また提供よろしく」

渡されたのは厚い封筒。

・・・。

作業に戻ろう。

-人がいなければ魔法使って一瞬なのにな……-

-有希くん、諦めましょう-

-使いたい気持ちは分かるけどクラス単位の作業だからできないのよね-

-みんな、私に名案があるよ-

愛が提案する。それは

僕と佐藤でみんなを連れ出す。

みんないなくなったら使う。

みんな早く帰れる。

なるほど………。問題は監視してる担任か……

-眠らせたから大丈夫-

愛は仕事が速いな……。

では……

「じゃあ、みんな、あとは僕らがやっておくから……」

「中島くんだけだと可哀相だから残る!」

「俺も!」

「じゃあ私も!!」

ダメだ……。僕が残るとみんなが残る。

「俺も残るから帰っていいぞ」

「佐藤がいるなら……」

「だな」

こうも反応が違うと泣きたくなるね……。

とにかく、みんなが帰ってくれたので……

「あれ?佐藤はいいの?」

真樹が聞いてくる。

「大丈夫だ。知っている。それよりも速くしろ」

僕はとっとと魔法で片付けた。

「能力はこんなことできないからね……」

「だけどばれると厄介だな」

と、佐藤。

「そうね」

そして真樹。

その後、眠らせていた担任を起こし、僕らは帰った。

〜始業式〜

教師が新入生の名前を次々に点呼していき、それも終わり、いろいろとあって生徒会長のお話。つまり僕の番だ。

「新入生のみなさん、入学おめでとうございます。私は本校の今年度生徒会長の中島有希です。………」

全校生徒の前だから一人称が、私なんだからな、ソコ大事。

何を言おう。とりあえず……

「え、最初に言っておきますが私はけっして男装しているわけではありません」

その言葉で新入生は唖然したりと騒がしくなる。その他は一部だが教師も含めて笑ってる。

「詳しいことは後で担任の先生や先輩に聞いてみてください」

笑い者にした奴に仕返しだ。

「とりあえず、私は今は男です。そこら辺はしっかりと覚えててください」

念押ししておく。

印象付けはできたようだが……まあ、

「私は放課後には生徒会室にいるのでいつでもどうぞ」

そうして僕は挨拶(?)を終えた。



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