12 くじ運って大切だね……
お詫び−長らく待った方もいるでしょーが僕は今受験というものがあるですから、いつか絶対に田中さんのプロフィール(設定)出しますので!……では。
誰と出よう。
「たしか、真樹ちゃんが空いてると思います」
「空いてるわよ」
いつのまに!
「勝てる気が………キャアッ」
体が吹っ飛んだ。というか思いきり蹴られていた。客はものすごく驚いている。無理もないよね、店内で店員であるメイドが1人蹴り飛ばされたんだもの。
「補習を自分から受けて、点数補充したのよ。あんた……じゃなかった………有希に心配されるのはもうやだからね。ほ、本当よ!あいつは今いないけど」
顔が赤い。風邪でもひいたのかな?
〜召喚大会〜
《え〜、これから予選戦闘を開始します。2人1組で参加してもらいました。がそれでもかなり多かったので、参加した50組のペアで残り16組になるまで乱闘してもらおうと思います。尚、ペアは片方でも残っていればよいものとします。他のチームと組むもよし、逃げ回るもよし、頑張って生き残ってください。ちなみにもうキャンセルは受け付けません》
「俺らずっと逃げてようぜ」
「慣らすのにちょうどいいな」
「負けても大丈夫だろう。安心、安心」
みんないろいろ作戦をたてたり、打ち合わせなどしている。っていうか少しくらい制限しとけよ……。
《あっ、忘れていましたが…》
「なんだ?」
みんな騒ぎ始めた。いったいなんだろう?忘れていたことって。
《予選で負けると月曜日に補修室に…》
「「「絶対残らなければ!」」」
そうして乱闘が始まった。
………………。乱闘が終わった。幸い残ることができた。開始直後に10組くらい散ったけど……。
《え〜、では抽選を開始します。A・Bブロックがあり、それぞれ8組ずつです》
「じゃあ、有希よろしくね」
渋々ひいた。
[A-8]
Aブロックの端だ。
「バカ!」
「なんで殴るの、真樹!」
「初戦の相手は…」
「?」
「去年の準優勝ペア、今年の優勝候補よ!」
言葉を失った。ところで誰だろう?
[島田恭子&島田明奈]
この前の双子だ。
《ではAブロック第四回戦を始めます。尚、能力値は、体力1教科×10+100、攻撃力2教科×2、防御力1教科×2、素早さ1教科+10の値となり、教科はランダムに振り分けられます》
能力値が表示される。
島田恭子&島田明奈
体力:9940/9940&9850/9950
攻撃力:3452&3524
防御力:1658&1356
素早さ:841&947
勝てるかな…?2人とも召喚獣に特殊能力ついてるし。
「弱気になるんじゃないわよ」
「そうね」
本城真樹&中島ユキ
体力:10000/10000&7290/7290
攻撃力:3788&3334
防御力:1248&50
素早さ:538&853
「一発で殺られそうですいません。……正直ごめんなさい」