新井晃介の暇人的思考1
異能力を世界のために、そう俺たちはかの有名な「国立天城異術学園」の生徒さ。だがその自覚は全くと言っていいほどない。暮らしは他の高校生とかわらず仲間とバカやってるだけだし異能力っていっても皆対して実用性の無いものばかり。別に殺し合うわけでもないし、この学校も正直他の所と対して変わらないけど、やっぱこの学校に来て仲間に出会えて良かったておもうわ!さて、もうホームルームも終わってあとは適当にいつものヤツらとダベって帰るとするかな...
「おい新井、ちょっとこっちに来い」
おいおいなんだってんだ?俺が何かしたか?まさかーペットボトルのポイ捨てがバレて呼び出しか!?まてまて嘘だろ?この校舎いくら広いと思ったんだよ...しかもそこから俺だと断定するだと!?指紋なんて取られた覚えないぞ..?
新井「あー黒澤先生...待ってください違うんですよぉ~...あのペットボトルは実は古谷が...」
黒澤「ん?ペットボトルってなんだ?...まぁそれはおいおい聞くとして...」
おっと関係なかったぁぁぁぁあ!関係なかったのかぁぁぁぁぁけど言っちゃったから結局叱られるじゃねえええぇかよぉおおお!
黒澤「お前、部活入ってないみたいだな、どうだ?新しく部活を設立しようとおもうんだが」
めんどくせぇなぁ...部活ってーあれだろ?時間とかいろいろ決まっててみんなでなんかやるんだろ?だるいだるいそんなの他に当たってく...
黒澤「あぁそうだ、そのペットボトルとやらの話、お前が部活に入ってくれたなら無かったことにしてやるよ!どうだ?」
新井「入ります。」
黒澤「よしよし!あぁ、古谷と秋音を呼んできてくれ、あいつらもどうせ暇だろ」
新井「了解しました!」
なんとお咎めはチャラになった!校則に厳しい先生でも呼ばれたら帰る時間が遅くなってバイトに遅れるところだった...まぁ、部活やるってなるとバイトに支障がでるが...事前に連絡してるのとしてないのでは大きな差がでる。
新井「おーい、古谷!秋音!先生様がお呼びだぜ。」
古谷「なんだよ先生様って。俺たちまで叱られるのか?」
秋音「巻き添えは辞めてよー!」
古谷と秋音は1年で仲良くなった。というのも俺と古谷は元中だがあまり面識がなかったが、話してみれば反りが合うもんだ、んで、秋音は...当時の女子グループからはぐれていて、寂しそうにしていたのを俺が誘ったわけだ。
新井「あー...なんか部活作るからお前ら入れってよ」
古谷「おいおい...お前大丈夫なのか?バイトもあるし、お前がいいなら俺はいいけどよ」
新井「あーそこらへんなら大丈夫だ、うまく調整するさ、それに部活に入らないのはめんどくさいって理由のほうが大きいからな、お前らと一緒なら大丈夫だろ」
秋音「へぇーどんな部活なんだろ?」
新井「しまった、そこらへん聞いておくべきだったな。まぁ、お前ら聞いといてくれ、あぁ、後でちゃんと教えろよ!」
古谷「おうとも。任せとけよ相棒!」
秋音「とりあえず早くいこーよ、先生怒るかもよ?」
古谷「あーまぁ、怒ることはないと思うけどな」
そんなわけで、俺たちは部活に入ることになった。
この学校、「国立天城異術学園」の部活と言えば、厳しいことで有名である。というもの教師が真面目すぎる!少しサボるだけで1日参加不可とかあるくらい、まぁサボっちゃあ駄目なんだがな...多少いいだろ?高校生なんだし、しかし、俺たちの担任、黒澤は違った、ユーモアのセンスがあり、生徒の気持ちをよく理解している!素晴らしい!他のクラスの奴らからは当たり枠と言われてたり、実際俺たちも当たりだと思っている。
新井「しかしまぁ、部活かねぇ」
正直あの教師からそんなこと言われるとは微塵も思わなかったが、顧問があの人なら楽しくやっていけるだろう。
古谷「おーい新井待たせたな!」
秋音「新井っちー...なんか面倒くさそうだよ?」
古谷「あー確かにな、お悩み相談部、だっかな?なーんか生徒の悩みを解決して行こうってことらしいぜ」
新井「まじかよー...ダルくね?」
俺たちの高校生ライフはどうなっていくのやら...
新井「言っとくけど俺は主人公じゃないからね」
古谷「えっ」
秋音「えっ」
作者「えっ」
3人「「「えっ」」」