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困った幼馴染

今回はタイトルどうり、幼馴染が登場します。

キャラクターのイメージを妄想しながら読んでみてください。


バタンッ!!


勢いよく前方へ倒れこみ、俺は顔面を強打した。


「いってーーーな、なんなんだ!?」


強打した鼻をさすりながら、自分の上に重い何かが乗っていることに気づく。


「えへへー、ごめんごめん。いつもの癖で。」


「ぬわっ!?!?!?」


後ろを振り返ると、俺の背中に一人の女の子が抱き着いていたのだ。

そしてその女の子は立ち上がりこう言った。


「ていうか!ようが悪いんじゃん!!いつも学校一緒に行ってるのに、今日に限って置いていくから!」


そう、この妹系茶髪美少女は俺の家の近所に住む幼馴染、

市川楓である。

俺は昔「早朝の帝王椎名」と呼ばれていたといったが

先ほどの会話からわかるように、こいつも朝が早い。

そしてつけられた異名は

「早朝の女帝市川」

だった。


「高校入ったら一緒に行かないって言っただろ!!」


「そんなの知らないよ!一緒に行くって言ったら行くんだもん!!」


ちなみに俺が唯一普通に話せる女子がこの市川楓である。


「もう高校生なんだから一人で行けよ!」


「な、なんでそんなこと言うの。私のこと嫌いなの?」


楓の目が潤み始めた。


「あーあ、泣かしちゃった。俺知ーらね。」


龍之介がつぶやく。


「うわぁぁーーん。ようは私のこと嫌いになったんだ!だからなんだぁぁあ。」


大号泣である。

さすがに周りにいた生徒もこちらに注目し始めた。


(やべーよ。このままだと、学校初日から女の子を泣かしたっていうレッテル貼られちまう。)


「あー、ごめんごめん。嫌いになってなんかないって。」


必死にこの場をおさめようとするが、なかなか泣き止まない。


「ぐすんっ。じゃあ学校一緒に行ってくれる?」


「ええっと、それはちょっと・・」


「うわぁーん!やぱり行ってくれないんだぁあ。うわぁーーーん!」


「わかったよ!明日からまた一緒に行ってやるよ!!だからもう泣き止んでくれ、頼む。」


「う、うん。」


泣き止むと同時に、先ほどの表情とは取って代わって満面の笑みを浮かべている。

ギャラリーたちも散っていく。


「相変わらず仲良しだねー2人は。このまま付き合っちゃいなよ。」


龍之介が茶化す。


「おい、もうやめろって。俺らはただの幼馴染なんだから!楓もなんか言ってやれっ・・」


「・・・」


返事がない。

横を向くと、顔を真っ赤にしてうつむいたまま、もじもじしている楓がいた。


(何まんざらでもない顔してんだよぉぉお!?)


「ようがいいなら・・私は・・・」


「ああーーー、ダメダメ。お前は元気なほうがいいから。そんなに、照れるなよ・・。」


(こっちが恥ずかしい)


「うん!!」


照れ隠ししながらにっこり笑った美少女の笑顔は

いつもと比にならないほど可愛かった。


僕個人の話になるのですが、小学校2年生の頃に転校してしまったので

本物の幼馴染がいないんですよね。

いろいろな作品を読んでいると可愛い幼馴染とかにあこがれちゃいますww


読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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