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新生活の幕開け

初めまして新居幸秀と申します。

書くのも投稿するの初めてです。

誤字、脱字、間違った意味の使い方をした部分もあると思いますが、

大目に見てもらえると嬉しいです。

初心者が趣味程度に書いたくらいに思いながら読んでいただけると光栄です。


昔から日本人という人種の大半は内気、つまり「シャイ」なのである。

そしてこの俺、どこにでもいる普通の高校生、椎名ようもTHE日本人な性格をしている。

勉強、運動、どちらも中の上程度にはできるので特に困らない。


しかし、恋愛だけは別だった。


気が付けば女の子との関わりは一切なし。

しゃべてみたい!仲良くなりたい!

とは思うものの、なかなか行動に移せなくいたのだ。


先ほどは高校生といったが、実質今日から高校生である。

新しい青春を夢見てこの、羅舞らぶ高校に通うことになっているのだ。


校門に入り、アンズの花の香りが漂うメインストリートを抜け下駄箱に向かった。


「入学おめでとうございます。」


おそらく2年生であろう女子生徒がこちらに迫ってきた。

そして慣れた手つきでリボン微称をつけはじめた。


よく見るときれいな瞳をしており、かわいいというよりは美人だった。


(まずいっ!!)


変に緊張してしまい、大量の汗が俺の輪郭を流れ始めた。


(やめろ!そっちに流れてはダメだ!頼むからそっちにだけは行かなっ、)


ぽたっ・・・・・・


彼女の手の甲に、俺のこめかみを流れ落ちた1滴の汗が垂れてしっまった。


「あっ、あの、すみません。」


謝罪の言葉がとっさに出た。


しかし彼女は返事もせず、仕事を終えて去って行った。

やってしまった。

まだ学校に入って5分も経っていない。


こんなことで落ち込んでいてはダメだ!

と、自分に言い聞かせ、新しい教室へと向かった。


途中、廊下に貼り出されたクラス表を見つけ、自分のクラスを確認する。


(1年C組か、よしがんばろう!)


心の中で自分に気合を入れた。


中学の頃は異常なほどに学校に行くのが早く


「早朝の帝王椎名」


という異名が付くほどだった。


(どうせ誰もいないだろうし、教室入って人来るの待つか)


ドアを開け教室に入る。

黒板に貼られてある座席表と自分の出席番号を照らし合わせ、

自分の席を確認する。


(14番か、中学の時と同じだな)


そして席に着いた。


つんつん


背中に何かが当たった気がしたが、そんなことは気にも留めず

持参したライトノベルをカバンから取り出す。


つんつんつん


やはり何かが当たっている。


「あの、すみません、」


声がした!慌てて後ろを振り返るとそこには、


透き通ったブラウンのおおきな瞳と柔らかそうな唇をした

セミロングほどの髪の長さの女の子がいた。


(声かわいい!顔かわいい!えっ、どうしよう!

 こんなにもドキドキするの生まれて初めてだ!)


今まで体験したことのない胸の鼓動が俺を襲った。


この気持ちが「恋」だということ。

そして、この出会いが後に高校生活に何をもたらすかということを

椎名ようはまだ知らない・・・・










どうだったでしょうか?

少しでも楽しんでいただけたら、こちらとしても嬉しいです。

今後とも新居幸秀をよろしくお願いします。

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