天丼? 僕はカツ丼派かなぁ?
ああ、今日も恙無く1日が終わった。
家に帰れる喜びを噛み締めながら帰宅の準備をしていると声をかけられる。
「ゲーセンいかね?」
目の前に現れたのは髪を金髪に染め上げ制服を少し着崩した女。
所謂ギャルの風貌である。確か名前は三嶋愛里寿だったか。
「ゲイ専? お前、女の同性愛はレズっていうんだぞ? もしくはホモ」
「ゲ、ゲームセンターだよ馬鹿野郎!!」
「現代人は直ぐに略したがる……よくないなぁ……そういうのは」
「いや、今時ゲーセンで通じない奴はオマエだけだよ……」
「んで? なぜ俺を誘う?」
「転校生とはまだ遊んだことねーしな」
「ほう? ゲーセンいった後はホテル行くか?」
「ななななな何言ってんだオマエ!! 張っ倒すぞ!!」
確信した。
こいつぁ、処女だ。
「100人斬りのアリス様が聞いて呆れるな? この学校の奴らは食い尽くしたんだろ?」
「は?」
「まぁ、そんな感じだ」
「その噂を流したのはどこのどいつだァ!」
「俺」
「ぶっ殺すぞ!!!」
やはり、俺は弄られるより弄る方が性に合っている。つまり俺は弄りキャラであって弄られる側ではない。
つまり、姉や皇が異常なだけなんだろう。
「ああ、ゲーセンの話だがーー」
「んなことより、屋上行こう。久しぶりにキレちまったよ……」
「毎度毎度空は飛びたくないんでお断わりします」
そう言って俺は教室を後にする。処女がなにか騒いでいるが無視だ。俺は忙しい。
「っと、すまん」
前を見ずに歩いていたため人にぶつかってしまった様だ。ん? 俺は教室を出て二歩しか歩いていないぞ?
「ハル」
聞き覚えのある声だ。幼少からの。
「へ?」
「私教えたよね?」
「まさか……」
玉を掴まれた。俺は察する。この手は姉だ……。
「ひ、人の玉をぶっこ抜く気分はどうだ……?」
「絶頂の100倍は気持ち良いわよ?」
「このオチ前もやった気がするんだが……?」
「私=タマ抜きだからね、仕方ないね」
「慈悲はないのか!? 待ってくヴァッッッッ!!!!」
鋭い痛みで俺はその場に横たわる。視界の端にアリスが見えた。
「ハルには私がオシオキしたから許してやってね?」
「は、はぁ……」
「はいこれ、お近づきの印に」
姉がアリスに俺のタマを差し出していた。宇宙広しと言えどこんな光景を拝めるのは俺だけだろう。
「どうも」
「じゃ、私はこれで。またねー」
「あ、はい。また」
姉が去るのを見届けた後、アリスは受け取ったタマを床に叩きつけ踏み潰した。
「きったねぇな……」
俺は今日二人の女にタマを弄ばれました。
しにたい




