【観光地】
伊勢神宮に行った時のこと。
内宮の大型バスが停まる駐車場の
(方角的には南になるのかな?)
の細い道を伝って行きますと
結構見場の良いところがありまして
観光マップに載っているエリアでは無いこともありまして
ノンビリとした時間を過ごすことが出来たのでありましたが
なんでこんな景色の良いところが
クルマ一台通れるか通れないかの道路だけで
置き去りにされてきたのだろう?
川岸のすぐ向こうが
伊勢神宮なのにも関わらず……
と川とは逆の方向を振り返ってみましたところ
1つの結論に至りました。
(…ここ。ヒト住めないや…)
そこはどのようなところなのか?
と申しますと
崖
でありまして
さすがに崩落を
一時的に食い止めるべく
コンクリートが塗りたくられていたわけではありませんが
広場となる場所が無かったこともあるのかもしれませんし、
その日。晴れていましたのでわかりませんが
もしかしますと
雨が降った時の水の出方が尋常ではない
などの理由がありまして
ほぼ手付かずのまま残されることになった。
対岸がお伊勢さんなのにも関わらず。
観光地
ってどんなとこ?
を定義させて頂きますと
ここまで踏み込んだとしましても
無事に帰ることが出来る場所
が観光地であると思います。
ヒトが常駐している様な
観光施設よりも
もっと良いモノを見聞きすることの出来る場所で
ヒトがお金に換えることが出来ていないところは
まだまだ残っているのでありますが
それは残っているからでは無く
残ることが出来なかったから
手付かずになっているように見えるだけでありまして
その手付かずの場所に入る時は
基本。自己責任として扱われることになる。
なぜなら
救助に向かわなければならない時は
=救助に向かうかたも含め
命に関わるような条件になっている状態であるのだから。
最近はヒマラヤ登頂のベースキャンプ地
となっているところ
常駐しても問題の無い場所でも
(…大陸毎動いていしまいますとね…)
と言うことも発生しておりますが
昨年の御岳の時は
山小屋の中に入ることが出来たかたは
無事。戻ることが出来ましたように
常設されているところがどこにあるのか?
を常に頭の中に置きながら
訪れた地を楽しむことが
活動期に入ったこともありますので
必要になって来たのかな…。
余程の訓練をされたかたでも無い限り
現地のかたが設定したルート以外には
何も無ければ大丈夫だとは思うのでありますが
何かあった時は、危険な場所となりますので
極力足を踏み入れないほうが
宜しいのかな?
そのように感じております。