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【すべて横文字】

今年が高校野球が始まって

100周年を迎えたとかで

大会期間中。

様々なイベントが催されているのでありますが


その中の1つが

開会式で

(…大会旗かな?)

を持って入場行進しましたのが

第1回大会に出場した高校の

現在の部員の代表でありまして


その際、選手が身に纏っていましたのが

当時。100年前のユニフォーム。


それを見て

感じたことを

述べさせていただきますと


全て横文字。

アルファベットで

学校名が表記されていることでありました。


その当時の世界情勢は?

と言いますと

バルカン半島での出来事から端を発しました

第一次世界大戦が勃発。

主戦場がヨーロッパであったこともありまして

日本とアメリカ双方の本土に被害が遭ったわけでは無かったこともありまして

戦地となっているヨーロッパなどに輸出するなどしまして

好景気に沸いていた時期であり、

まだアメリカが太平洋全域にまで勢力を伸ばすことが出来たわけでは無く、

アメリカが中国に入り込むことが出来ていなかったこともありまして

別段、揉め事になることが無かったのでありましたので


横文字表記

がとやかく言われることが無かった

のでありましたが


その後、

アメリカが中国に進出する門戸を開く条約や

軍縮会議と言う名の日本叩き。

その軍縮会議が基となり

20世紀初めから続いていました

日本と英国の同盟関係の破棄を余儀なくされるなど

外交上。

日本が不利な立場に追い込まれていく状況の中、


世界恐慌なども重なりまして

市場となる植民地を拡大しないことには…


と殺伐とした空気が流れる中、


日本とアメリカとの関係が悪化。


アメリカの言葉。

更には

当時。つい最近まで同盟関係にありました

イギリスの言葉は

敵の言語であるとして

日本の中で排除されていく時代を迎えたのでありましたが


そのアメリカとの大戦が始まる4年前には

既に中国との戦いが始まっておりまして

泥沼の様相を呈していたのでありましたが

彼らが用います

『漢字』

につきましては

今まで通り使用することが出来ておりましたし、


敵性語として排除されておりました

と思われる

アルファベットにしましても

同じ枢軸国でありましたドイツ語やイタリア語。

中立の立場にありましたロシア語を使うことに関しましては

特に問題となることはありませんでした。


もし漢字がダメとなりました場合

仮名

と言う選択肢もございますが

その仮名が生まれた理由は

漢文を翻訳するために

漢字を崩したものでありましたので


当時の情勢から鑑みますと

『仮名』すら使うことが憚られるのが

普通

と言う状況に追い込まれていた

と思うのでありますが

その時の尺度がよくわかりませんし、


(敵の言葉知らなくて

どうやって相手を把握することが出来るのか…)


今思うと

なにしてたのかな…


時代がそうだったから


なんですけどね…。


こうやって

ノンビリ文書を綴りましたり

読みましたり

それに対して

うだうだ言うことが出来ることに

感謝したいな。と……。


高校野球

今年で101年目を迎えるのでありますが

大会は97回目になります。

年一度開催されるイベントであるにも関わらず

4回の中止を余儀なくされております。

その中止となりました

4回が

4回とも

太平洋戦争を理由に

中止を余儀なくされてしまったことにつきましては

忘れてはいけないことなのかな?


そんなこと思いながら

夏の甲子園

楽しませて頂いております。


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