魔王目覚める!?
どんだけまたせんだよ!
すみません。あと、今回短くせすみません
魔界――デシリウス――
暗く、重い空気に満ちた人間の住む領域とは比べ物にならないほどの負のオーラが満ちた魔界に、巨大な城が立っていた。
城には、魔族と呼ばれる種族が集まっていた。
城内王室
「ああ、我はどれほど寝ていたのだ」
低くドスの効いた声で俺は、周りにいた奴らに問いかける。
「は! およそ三百年ほどでございます」
三百年……なが! いや、まだ寝ていても良かったのかもしれないな。
自分の体の具合をみてそう思った。
「それで、我がいない間の三百年何があったのか説明せよ」
「は! 近頃『迷宮化』が人間界では起きております」
「ふむ、『迷宮化』か、詳しく教えろ」
詳しく詳細を聞くことにした。
内容を聞くに、街のいくつかが何らかの突然変異のごとく迷宮になるということらしい。
「我も聞いたことがないな」
「さようですか」
「その『迷宮化』で、発生した魔物は我らに従うのか?」
「そのことなのですが。我々の姿では偵察には難しいのでそこにつきましてはなんとも……」
確かに、こやつらの姿は人型とはいえトカゲの顔をしたものや、角の生えたもの、鳥顔の奴もいる。
こんな、奴らが人間界に行ったら間違い無く冒険者の餌食になるだろう。
冒険者とは、埃のようにはわいてもはわいても湧いてくる存在だ。
魔族が人間に負けるはずがないが、数で押し切られては一溜りもない。
それなら考えられる行動はひとつとなる。
「なら我がその『迷宮化』に出向くとしよう」
「そっ、それはなりませぬ!! 貴方様が目覚められるのを我々はどれほど心待ちにしていたことか。我々だけではございません。デシリウスの民が皆、あなた様のお目覚めを心待ちにしておりました。そんな方が危険を冒すなど……」
ああ、そういえばこやつはそういう奴だったか、心配性な奴だ。
「なあに気にするでない。我は鈍った体を動かしたいだけだ」
「し、しかし」
「それに、我の方が人間界では何かと都合がよかろう。なんせお主たちは我を人間と思い殺そうとしたのだからな」
ちょっとしたジョークなのだが、この場にいるものが皆冷や汗をかいていた。
そ、そんなに我は殺気立てていただろうか?
そんなつもりはなかったのに、そんな反応されると少し傷つく。
「まあ、我に任せていろ。三百年後の世界を見て回るのも一興というものよ」
「本当によろしいのでしょうか?」
全く、本当に心配しすぎだ。
早死するぞ。まあ、我が眠りにつく二百年程前から我と居たのでそうとう長生きはしているのだが……
「お主は誰に向かって心配しておる?」
そう、言うと周りの者は皆身を震わせ、一斉に膝まづいた。
「この度のお目覚めに我ら魔族一同大変喜ばしく思います。そして、御武運を我らが王」
「魔王デシリウス=ハルトさま」
本当にお久しぶりです。
どうもナガトです。
本当に久しぶりすぎて皆さん前までの内容覚えているか不安ですね。
今回は、主人公とはまた違った視点から物語が始まりました。
これからどうなるのか楽しみです。
長々と失礼しました。
では、また次話でお会いしましょう。




