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転生者の異世界日記  作者: ナガト
第三章 再会
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オーダーメイド

 目の前のドワーフのおっちゃんは俺のことを見定めるのような目で見てきた。


「えっとぉ。今回俺が来たのはオーダーメイドを頼みに来たからです。」

「オーダーメイド?俺に打たせれるほどの腕があるのか小僧。」


 何か腕前を証明できるものはないかメニューからポーチを選んで調べた。

 ん。俺の目に止まったのは、昨日倒したドラゴンの死体だった。

 

 ・暗黒竜ダークブラックドラゴンの死体

 ・部位アイテム、核に変換しますか?


 というのが出た。

 俺は、目でその表示をタップする。

 ・部位アイテム、核に変換しました。

 俺は、もう一度ポーチの中身を見る。

  

 ・暗黒竜の翼x6

 ・暗黒竜の鱗x700 

 ・暗黒竜の逆鱗x5

 ・暗黒竜の爪x20

 ・

 

 と、他にも「暗黒竜」と名の付いたアイテムがいっぱい出てきた。

 これで、腕前は証明できる。でも…


「おい、ジークお前は仕事に戻れ。こんな所で油売っていると鍜治師なんて夢のまた夢だな。」

「は、はい。急いで戻ります。」

「ありがとな、ジーク。」 

「気にすんなって。」


 ジークは、この部屋から退出した。


「さて、邪魔者はいなくなった。早速実力を証明してもらおうか。」

「ああ。」


 俺は、暗黒竜の部位一部を見せた。


「こ、これは。」

「ああ、迷宮街の中層ボスの部位だ。」

「やっぱりそうか。しかもこれ」


 やっぱり気づいたか。さすが上級冒険者の武器を作るだけではある。

 ガディスは俺の顔を見て納得する。


「ユニークスキル持ちのモンスターだな。」

「ああ、そうとう強かった。これなら実力を証明できるか?」


 ガディスは、嬉しそうな顔をして


「当たり前だ。ユニーク中層ボスは未だ誰も遭遇したことがないモンスターだ。ギルドでもユニーク持ちのモンスターは、通常の20倍は強いっていたな。しかもボスだ。その20倍はラスボスをも凌ぐはずだ。」


 へぇ、そこまで強いのか。じゃあラスボスは簡単なんじゃないか?

 そんなことを思っていると、


「よし。お前の武器は、俺が作る。お前は何を使うんだ?」

「基本的には、片手用の両刃直剣だな。他にも長剣も使う。」

「そうか。じゃあ、一回俺が打った武器を見てくれ。」


 そう言うとこの部屋に置いてある武器を俺に渡してきた。

 俺は、その剣を使って素振りをする。

 パキンッ

 やっぱり武器が折れてしまった。


「ふむ、この武器が折れるとは。俺の自慢の武器だったんだが…。」


 ガディスはしばらく考えている。

 やはり無理か。俺はそう考えた

 するとガディスが口を開いた。


「じゃあ、その部位を使うか。」

「え、そ、そんなことができるのか?」

「ああ、その部位を使うことによって通常の耐久値、攻撃力は遥かに上を行く。更にこれはユニークスキル持ちだ。武器にもそのスキルが付く。」

「そうだったのか。じゃあ頼む。」

「よし。それじゃあ作業に入るか。」

「あっ、それじゃあこの部位も渡しておく。」


 俺は、暗黒竜の部位をそれぞれ3つずつ渡しておいた。


「お前、名前は?」

「カズだ。剣ができるまで頼む。」

 

 俺たちは、硬い握手をした。


 ジークの日記

 今日は、久しぶりに友人とあった。

 そいつの名前はカズ。

 あいつは、強い武器が欲しいと言っていた。

 俺は、あいつのためにも無謀承知で御頭のもとに行った。

 そしたら御頭は、あいつと二人で話したいと言ってきた。

 俺は、今までにこんな御頭を見たことがなかった。

 俺は部屋を出たあとに先輩にこのことを話すと


「見込みがありそうな奴は二人で話したりするんだよ。」

 

 と、教えてもらった。

 あいつ、そんなに実力があるのか!

 俺も頑張らないとな!

 俺は、鍜治師になるためにもよりいっそうやる気になった。




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