パーティー
俺は今、知り合いらしき人と対面している。
とてつもない美少女だ。それに何か凛々しい気品みたいなのが感じ取られた。
彼女は、ショートヘヤーの金に近い黄緑色で、歳はおそらく17~18位だろう。少し大人の雰囲気を出している。体も出るところは出ていてスタイルがいい。
なんなんだこの少女は、見覚えがあるような。
よく見ると彼女の耳は尖ていた。
エルフ?
すると彼女が話しかけてきた。
「もしかしてお忘れになられたのでしょうか。」
とても悲しそうな顔をする。
「い、いや。でもエルフの知り合いなんてミラさん位しか知らないし…。」
でも、ミラさんはロングヘヤーで耳を隠しているから違う。
そう考える俺を無視して彼女は答える。
「そうです。ミラです!」
…………。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ。」
俺の驚きの声は迷宮中に響きわたった。
_______________________________
「えっと、じゃあ何でショートなんですか?」
「そうですね。カズさんが種族なんて関係ない。って昔おっしゃられたので耳はもう隠さないことにしたのです。」
「そ、そうですか。」
たしかにそんな話もあった。
なんで耳隠してんの?から始まった話だ。
「でもいつ切ったのですか。」
「テルニアを出てからすぐです。」
話を聞いていくと、どうやら俺と一緒に冒険者としてやっていきたい。ということらしい。
俺は、別に構わない。しかし、やはり特殊能力は黙っておいたほうがいいだろう。
それ以外だと、逆にいいんですか?と聞きたくなる。
「はい。じゃあ、これからパーティーとしてよろしくお願いします。」
「はい。よろしくお願いします。」
こうして俺と、ミラさんはパーティーとなった。
迷宮の帰り道
「じゃあ、ミラさんはあれからソロで?」
「はい、そしたらここで偶然にもあなたに出会ったというわけです。それと、」
「なんでしょう?」
「ミラです。ミラで構いません。パーティーメンバーなのですから。」
「はい。み、ミラ。」
彼女は、クールなのだが可愛いところもあって今は、可愛らしい顔で喜んでいる。
しばらく歩いているとモンスターが現れた。
巨大蟻
この迷宮ではもう当たり前のような存在だ。
だが、このモンスターには信号を仲間に送り呼び出す力がある。
俺はこれが少々苦手だ。
まあ、理由はゴブリンとスライムの大群にあったのでもう大群は止して欲しいのだ。
案の定、あいつは仲間を呼びやがった。
1匹、2匹と増えていく。
「カズさん、ここは手分けして片付けましょう。」
「そうですね。」
頼りになるなぁ。戦闘の方ではどんな感じかな。
俺は、彼女の戦闘能力を測るためにその提案に乗ることにした。
彼女の基本的装備武器はサーベルだった。
彼女は、細長いサーベルを素早く動かし足を切断し最後に胴を切った。
手馴れている。そんな感想が出るくらいの強さだった。
俺は、こっそり「超重力」を自分の巨大蟻にかけて動きを鈍らせてからバッサバッサ切り裂いていった。
20分後くらいに俺とミラは巨大蟻を全滅させた。
あいつ等次々と呼んでくるから結局60体ずつ位倒した。
もし、さっきミラとあっていなかったら120体と相手をしなくてはならない。
それは、さすがに俺の魔力も切れてしまう。
本当に、ミラの優秀さは予想以上だった。
俺たちは核を回収して迷宮を出た。
_______________________________
ギルド
「では、こちらが今回の核と素材の換金料です。」
俺は、ずっしりとした袋を受け取り次の作業に入った。
「それと、彼女とパーティーを組みたいんだ。手続きを頼む。」
「わかりました。ではどちらがリーダーをなされますか?」
「カズさん。お願いします。」
「え、ああ、じゃあ俺で。」
実際どうでもいいからなってもいいや。
手続きがが終わりパーティーが結成され、これからどうっするか。という話になった。
「まず、あなたは装備を買ったほうがいい。先程から気になっていたのですがそれではすぐに死んでしまいます。」
全くその通りです。すみません調子に乗っていました。
俺は、心の中で謝罪をする。
「そうですね。この街と周りの街にも良いのがあるか探してみます。」
装備探しを手伝うと言い出した。俺は色々としたいことがあったので俺はそれを拒否した。
そのあとは、2週間後にまた集合と言うことと俺が「安らぎ亭」にいることを伝えた。
宿に戻るなり俺は、ベッドに寝転んだ。
今日は、久々に疲れたので気持ちよく寝れそうだ。
_______________________________
ステータス
Name カズ
Lv 75
HP 8830/6476
MP 342700/583
EXP 895400
NEXT 272430
ATX 10732
DEF 8538
AGT 8797
HIT 9830
INT 18900
カズの日記
今日は、大量の蟻と戦った。
蟻は巨大で昆虫の気持ち悪さが増大したものだった。
しかも仲間を呼ぶことが出てきて切っても切ってもなかなか減らなかった。
こんなに沢山いるとやっぱりはじめての依頼のことを思い出す。
あの、事故があってくれたおかげでこの仕事の楽しさがわかったような気がした。
あの時のゴブリンには会えないけど本当に感謝だ。
ゴブリン達よ!
今日も冒険者頑張ります。




