取材で…
あなたは異世界を信じるだろうか。
今、俺の目の前に映る世界は異世界とは言いづらい光景だ。
異世界と聞くと現実味がなく完全に二次元の世界を思い浮かべる。
むしろ、現実世界の光景に似ている。
乾いた砂、岩肌が見える地面どれをとっても現実世界そのものに近い。
しかし俺の目は捉えている。
現実世界では信じられないものを。
現実世界では信じられない生き物を…
時は少々遡る。どころかだいぶん遡る。
俺はとある雑誌会社に勤務している一般社員だ。
まあ、この会社に入ってからもう随分と経ったから先輩よりも後輩が多いが別に偉いわけではない。
俺は仕事場の自分のデスクで女性向けの雑誌の企画書を作成をしているところだった。
俺は女性の意見を聞かないと話にならないと思い意見を聞こうと後輩の女性社員に意見を聞いてみた。
「そうですね。最近、私の周りの子たちは旅行に行くことが趣味だそうですよ。私も時間があったらどこか行きたいものです」
ふむ、旅行か。
最近俺も行けてないからなぁ。
俺は彼女にお礼を言って自分のデスクに戻ることにした。
デスクに戻った俺は以前何かのサイトで旅がブームであると乗っていたのを思い出した。
あれは本当だったのかぁ。
彼女に言うとうりにまず旅行記事にすることにした。まぁ、上手くいかなかったら変えればいいか。
「よし後は取材だな」
旅行記事だか俺も楽しんでおこう。
と、仕事を理由に旅行取材に行くことにした。
場所は、以前から気になっていたタジキスタンにしよう。
◆◇◆◇◆
タジキスタン到着!
今回の取材では堅苦しいスーツではなくラフな姿で活動する。
俺は早速、荷物を置き移動しやすくなるように宿に向かった。
宿は少し高かったがベッドはノミなんてでないし、フカフカなので文句はなかった。
取材になんて明日にして寝たいぐらいだ。
俺は、以前ニューヨークで格安の宿に泊まってノミに噛まれまっくてひどい目にあったのを思い出す。
「あれはひどかった」
今でも思い出すと、痒くなりそうだ。
俺は苦い思い出を思い出して宿を後にした。
「さて、名所でも巡りますか」
俺は宿を出てタクシーを捕まえた。
「名所を回りたい。一番近いところから回ってくれ」(英語)
「アイヨ!」(英語)
俺は飛行機機内でも計画を見直しをしていたため睡眠を取れていなかった。
そのせいか、俺は車内で寝てしまった。
時差のせいもあるだろう。
◆◇◆◇◆
「おい、アンチャン」( ***語)
俺の体は揺れる。
目を覚ますと俺は見知らぬ場所にいた。
何もない乾燥した空気と乾燥した土、あと目の前に崖がある。
空は、雲1つすら無い快晴だ。
「ここはどこだ?」
スマートフォンで位置確認をしようとバッグの中を探した。
スマートフォンで位置確認をすると…
位置が確認できない!
圏外になっていた。
「やばいどうしよう。こんなところでは死なれないぞ」
「おい、アンタ」(***語)
後ろを見ると知らない20代前半の男がいた。
髪色は水色でつんつん頭をしている。
顔は、兄貴っ面をしているが、どこか抜けていそうな顔だ。
体の方もがっちりしていて羨ましいほどだ。
こんな髪型流行らねぇだろ
軽く心の中でツッコミを入れる。
「大丈夫かい?」(***語)
何語か分らないが、何にを言っているのか分かる。
「ええ、大丈夫です」(日本語)
ピロピロリン〜
メールが届いた!
ん?メールはできるのか?圏外なのに?
スマホの原理に疑問を抱きながらもメールを開いた。
メールの内容は、
#ニア語を覚えた#
と、書かれていた。
意味がわからん。いや、意味は分かるがニア語とはなんだ。
スマートフォンを見るといつもと少し違う事に気づいた。
バッテリーマークが無限マークとなっていたのだ。
「これはどういうことなのだろう?」
考える暇を与えないかのように男が話しかけてきた。
「ところでアンチャンその服装に魔法陣から出て来たけどもしかして、転移者かい?」(ニア語)
あっ、これがニア語か。 ん?魔法陣?転移者?なんの話だ。
こっちの方が意味がわからん。
「転移者なんて初めて見た。へぇこんな感じなんだなぁ」
一人で何か感動をしている男。
とりあえず現在位置などを聞いていこう。
「すみません。ここはどこですか?」(ニア語)
「ここは、ニア王国の南端にある崖で、俺はガスリ街から来た」(ニア語)
ニア王国、ガスリ街、どれも知らない名前だ。魔法陣、転生者、これらを合わせて恐らく
俺は異世界に来てしまったらしい。
落ち着いているように感じるがかなりテンパっている。
「その様子だと何が何だかわかっていないみたいだな」(ニア語)
「えっ、はっはい」(ニア語)
なに年下に敬語を使っているんだ!
でも他人だから問題ないよね?
むしろ敬語でなくてはいけない!
「俺はタルスって言うんだ。良かったら、この世界のこと教えてやるぜ」(ニア語)
「初めまして、俺は笹木 和樹と言います」(ニア語)
「ササキ?」(ニア語)
「えーっと、カズ 、和樹どれでも好きな方で呼んでください」(ニア語)
「ああ、カズよろしく」(ニア語)
今、俺とタルス二人は、タルスのいる街に馬車だ行っている途中だ。こんな崖でも馬車は通るらしい。
いつもタルスは歩いて戻るみたいだが俺は魔法陣できた際に立つのがやっとのようだったので気を利かしてくれたみたいだ。
俺は移動中はスマホに他の機能は使えないか調べた。初期アプリは使えるみたいだった。パズ*ラなどもできれば良かったのにと心の底から思った。
時刻はこの世界に合わされていた。
ーニア王国28時ー
位置確認もさっきまで使えなかったのに使えるようになった。おそらくメールの際アップデートしたのだろう。
俺は取材内容をメモアプリに書くことにした。
この物語のはじまりはこうだ…
:取材初日
俺は異世界に迷い込んでしまった。
ここから俺はどうなるのだろうか?
転生者の異世界日記 読んでくださりありがとうございます。
コメントをいっぱいください。アドバイス等大歓迎です。今後ともよろしくお願いします。