自衛隊 反攻作戦 1
俺の名前は山本京太。陸上自衛隊に所属している。ゾンビが現れたころは人命救助及び敵戦力の撃破が主な任務だった。だがやつらの数はどんどん増え、こちらの戦力は減少していった。
東北、東部、中部方面隊はほぼ壊滅し残った戦力は北部方面隊に向かうことになった。西部方面隊は沖縄以外が壊滅し、こちらは沖縄に向かうことになった。
横須賀などにある在日アメリカ軍は首都圏に近い基地は壊滅し、部隊を沖縄に集結させたそうだ。
さらに北海道、沖縄はゾンビを壊滅させたそうだ。
なので部隊を沖縄、北海道に集結させる。
俺は今、北海道にいる、基地がやつらに襲撃され、なんとか脱出してこの地まで逃げてきた。
襲撃されたとき多くの命が失われてしまった。
『山本1等陸尉!!起きてください!!!』
『んぁ?おおっ?もう時間か』
夢を見ていたようだ....あの忌まわしきあの時を思うとゾンビへの怒りがふつふつと沸き起こる。
場所は会議室に移る、隊員たちの前に立っているのは山本だった。
ほとんどの上官がゾンビにやられてしまって上官の数は少なくなってしまった。
『えー、これからブリーフィングを開始する!!30名、1小隊とし!これを7小隊、編成する!!作戦目標は青森県だ。ここを奪取し、反撃の拠点とする。作戦の詳細はこの書類に書いてある。各々、目を通しておくように!!では解散!!』
『了解!!』
隊員に渡された書類にはこう書かれていた。
CHー47JAで青森県まで隊員を輸送し、装甲車、戦車で前線を維持しつつ、ゾンビを排除し、青森県にバリケードを築くことだった。
まず航空自衛隊に空爆してもらう必要がある。その後に陸上自衛隊で制圧するというものだった。
『山本1等陸尉!準備が整いました。いつでも、出撃できます!!』
『了解した。13:00時に作戦開始だ。』
『了解』
反撃作戦は上手く行くだろうか...?
次回から自衛隊の反攻作戦の話が続きます。